ニュースPICK−UP
民族性守る活動を全組織的に
総聯中央委決定貫徹へ 東京、大阪本部執行委員会 総聯東京都本部執行委員会第19期第2回会議が1日、本部会館講堂で行われ、総聯中央の徐萬述議長、金守埴本部委員長、執行委員らが参加した。会議ではまず徐議長が、民族性を守る問題がなぜこの時期もっとも重要な問題になるのかについて詳しく言及し、東京都本部が中央委員会の決定貫徹のため先頭に立つよう訴えた。会議では続いて金委員長が報告、代表者らの討論が行われた。 一方、総聯大阪府本部の講堂でも同日、第19期第2回会議が行われた。会議には総聯中央の許宗萬責任副議長が呉秀珍本部委員長らと参加した。 会議では呉委員長が報告を行い、教育文化と同胞生活奉仕活動という2つの中心柱を推し進めるための、本部的な課題として4つ提示した。会議では報告に続き討論が行われた。 また、会議では許責任副議長が、全組織をあげて民族性を守るための運動を展開していくことを強調した。 金正日総書記、ロ極東軍管区代表団と会見 金正日総書記は2日、5月31日から訪朝したロシア連邦軍極東軍管区代表団(団長=ヤクボフ上将)と会見した。国防委員会委員の金永春朝鮮人民軍総参謀長とカルロフ駐朝ロシア大使が同席した。 総書記は代表団の訪朝を熱烈に歓迎し、一行と温かい談話を交わした。団長は席上、総書記が自ら招待し、現地指導の多忙ななかでも格別に会見してくれたことに心から感謝のあいさつを送った。 総書記は代表団のために昼食会を催した。 また、金永春総参謀長と金鎰武l民武力部長はそれぞれ1、2日、同代表団と会見した。(朝鮮通信) 人民武力部など、代表団、協奏団歓迎宴 ロシア連邦軍極東軍管区代表団と協奏団のための宴会が2日、平壌の木蘭館で催された。 宴会では金鎰武l民武力部長とヤクボフ上将が演説した。金部長はそのなかで、朝鮮人民と軍人は極東の同志たちに格別な親近感を抱いていると述べ、朝ロ友好協力関係、とくにわれわれと極東との関係を緊密にするのは両国の安全と利益、東北アジアの安定においてきわめて重大な戦略的意義を持つと指摘した。 ヤクボフ上将は、訪問期間は短かったが、朝鮮の同志たちとの対面は両軍の協力関係をさらに強化発展させることに寄与したと述べた。 一方5月31日、人民武力部はロシア連邦軍極東軍管区代表団のために宴会を催した。 代表団と協奏団は1日、万寿台議事堂で朝鮮人民軍功勲合唱団の公演を、また代表団は大マスゲーム・芸術公演「アリラン」を鑑賞した。2日には協奏団が東平壌大劇場で公演を行った。(朝鮮通信) 国慶節に際し英国臨時代理大使が宴会 英国女王の誕生公式記念日(国慶節)に際して、ホア駐朝英国臨時代理大使が1日、大同江の遊覧船で宴会を催した。 李光根貿易相、崔秀憲外務次官、全英鎮・英国人民との親善のための朝鮮委員会副委員長(対外文化連絡委員会副委員長)、朝鮮水害対策委員会の李容錫副委員長らと駐朝各国外交代表、国際機構代表、大使館員が招待された。(朝鮮通信) 世界平和に対する挑戦 日本首脳らの核保有発言 朝鮮中央通信論評 4日の朝鮮中央通信は、福田官房長官が5月31日の記者会見で「(核兵器は)理屈から言えば持てるのではないか」と語り、また日本政府首脳が「今は憲法改正の話も出てくるようになった」と強調し、非核3原則を転換させ核兵器を保有できるとの見解をひろう。さらに安部官房副長官が5月13日、「小型であれば原爆保有も問題ではない」と発言したことを論評した。 そのなかで「こんにち、国際社会において核戦争の脅威について論議されている時、日本政府を代弁する公式人物たちが核兵器保有を主張したことは、世界の平和と安全に対する挑戦にほかならない」と指摘し、「日本があくまで核武装化の道に進むのならば、核惨禍を被る結果しかもたらさないだろう」と強調した。=全文(朝鮮通信) |