自らのマルとソリで
プルナ2000「キッ―DNA」東京公演
4月20日、大阪市立北区民センターで開催された初の在日同胞ウリマル演劇祭「PAN」。そこに参加した在日同胞劇団プルナ2000の作品「キッ―DNA」が東京に上陸する。
東京公演は、在日同胞が自らの歴史と現在、21世紀の平和・統一に向けた希望を、自らのマル(言葉)とソリ(声)で訴えていこうという試みとして、企画することになった。 「ピョンヤンマル、ソウルマル、在日朝鮮式ウリマル、日本語の4つを使いこなし、在日同胞が有する人間的な幅と心の器の大きさを余すところなく見せてくれるこの演劇は、未来に対する力強いメッセ−ジとなって皆様に届くものと確信している」と、主催者のウリ民族演劇協議会会長・黄元圭さんは語る。 「キッ―DNA」を観た同胞たちは、「ピョンヤンマル、ソウルマルが溶け合った本当のウリマルを聴くことができました」「統一、統一と言う前に最も大切なことは何であるのかを教えられました」「同じ民族として共に歩もうという心と愛に満ちあふれた公演でした」などの感想を寄せている。 ◇ ◇ プルナ2000東京公演「キッ―DNA」 |