九州青商会が結成
九州各県の青商会活動をより活性化させることを目的に8日、「在日本朝鮮九州青年商工会」が結成された。福岡県北九州市の小倉飯店で結成集会が行われ、70余人が参加した。
同地域では、2年前から各県の活動を活性化させようと、九州ブロック単位での活動を開始。そして昨年、九州地方の県青商会を1つにして「九州青商会」にしようとの声が会員の間で高まり、討議を重ねてきた。 今回の「九州青商会」の発足は、規模を拡大し、活動をより幅広く、そして内容のあるものにし、力強い組織を作り上げる契機となろう。また、スケールメリットを生かし、会員間の人的・経済的交流、情報交換を広めるものとなる。 集会では、役員が選出され、会長に゙一男氏(38)、副会長に李哲和(39)、朴熙善(40)両氏、幹事長に朴龍哲(35)氏が選出された。また、専門委員会として総務、民族文化、経営企画の3つの委員会が設置された。 総務委では、事務局の役割と各委員会の調整、会員並びに家族の親ぼく、サークルの指導、財政、ネットワークの活用とマルチメディアの研究、他の青商会との交流などを行う。 民族文化委では、朝鮮学校に対する人的・経済的支援、あらゆる在日青少年活動分野における計画の立案、同胞社会福祉に関する研究などを行う。 経営企画委では、資金計画、経済問題や経営者としての資質向上のための研究会、講演会、見学会の企画・実施を担当する。 会長に選ばれだ一男氏は、「熱い心と情熱をもって活動に取り組み、子どもが明るい未来で暮らせるよう、豊かな同胞社会を築き上げていきたい」と語っていた。 |