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6.15共同宣言履行に向けて

金剛山歌劇団、南朝鮮巡回公演

 6.15北南共同宣言発表から2年を迎え、民間交流事業の一環として金剛山歌劇団が南朝鮮巡回公演を行う。6月27日、東京・千代田区の赤坂プリンスホテルで金剛山歌劇団・李庄俊団長と公演を主催する鰍fISCO産業研究所・李圭亨代表理事が記者会見を開き明らかにした。

 金剛山歌劇団の南朝鮮公演は、6.15共同宣言が発表された2000年12月に次ぐもの。「心がひとつになれば統一はくる、心を開いて統一の舞台に立とう」をテーマに、今月25日から8月13日まで釜山、済州、ソウルの3都市で26回公演を行う。記者会見で李団長は、「在日同胞の大半は朝鮮半島の南出身。3世、4世の団員たちが地方公演を行うことは意義深い」と語った。

大阪・中西が3連覇

第17回オモニバレーボール大会

 女性同盟結成55周年記念第17回在日朝鮮オモニバレーボール大会が6月22〜23日、兵庫県神戸総合運動公園内のグリーンアリーナ神戸で開催され、大阪・中西チームが3連覇を飾った。大会には28チーム、600余人が参加。8ブロックに分かれての予選リーグと決勝トーナメント方式で勝敗を競った。

 決勝は、3連覇を狙う大阪・中西と監督、指導員不在にもかかわらず勝ち上がってきた神奈川・中北が対戦。接戦の末、中西が2セットを取った。競技の結果は以下の通り。

 1部―@大阪・中西A神奈川・中北B東京・大田
 2部―@神奈川・川崎A和歌山B滋賀
 3部―@福岡・八幡A東京・荒川B千葉

同胞業者4万人ネットワーク構築、同胞経済圏の形成へ

「商工会創造運動」スタート

 新しい世代をはじめとする幅広い同胞を対象に「同胞業者4万人ネットワーク」を築き、21世紀型の団体として組織を拡大、発展させようと、今日1日から「新世紀商工会創造運動」がスタートする。

 3月の商工連合会理事会第27期第2回会議で決定されたもので、各地の商工会では現在、理事会拡大会議などを開き、地域の特性、実情を活かした運動を展開しようとしている。

 「新世紀商工会創造運動」の目標について商工連の金基次理事長は、「新しい世代をはじめ幅広い同胞を網羅した『同胞業者4万人ネットワーク』を築き、同胞経済圏を形成、拡大しながら経営支援を行っていくことだ」と言及。そのために商工会では、時代と同胞らの要求に応えられる「民族経済団体としての人と組織、事業方法を模索し、21世紀型のスタイルを確立していくつもりだ」と明らかにした。

 またそのスタイルのイメージについては、「商工人主導型の組織」を作り上げることだと語った。運動は来年3月末まで展開される。(理事長インタビュー)

朝鮮切手社、科学技術、機関車シリーズなど新しい切手発行

 21日発朝鮮中央通信によると、朝鮮切手社からこのほど新しい切手が発行された。

 切手「科学技術は強盛大国建設の推進力である」(42×30ミリ、額面10チョン)は、科学技術を1日も早く世界的な水準に引き上げて強盛大国を建設しようとする朝鮮人民のたたかいを反映している。

 切手「機関車」シリーズは、朝鮮で社会主義工業化の初期からこれまでに生産された電気機関車とディーゼル機関車が描かれており、電気機関車「強行軍」(38.5×28ミリ、10チョン)、電気機関車「三池淵1001」(同、40チョン)、「蒸気機関車」(同、1ウォン50チョン)、「蒸気機関車」(同、2ウォン)の各種。

 また、小型シートのディーゼル機関車「赤旗5112」は、65×55ミリと38.5×28ミリの2種で、額面は各2ウォン。

 大同江に生息する貝が描かれた貝のシリーズ4種(各45×33ミリ、10チョン、40チョン、1ウォン、1ウォン50チョン)も発行された。(朝鮮通信)

金永南委員長、オマーン新任大使と会見

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長に、フスニ駐朝オマーン新任大使が6月26日、万寿台議事堂で信任状を提出した。弓錫雄外務次官が同席した。金委員長は信任状を受理した後、大使と談話を交わした。

 また白南淳外相も同日、表敬訪問したフスニ大使と会見した。(朝鮮通信)


鄭夏哲書記、キューバ代表団と会見

 朝鮮労働党の鄭夏哲書記は24日、人民文化宮殿でキューバ共産主義青年同盟代表団(団長=ラミレス第2書記)と会見した。金日成社会主義青年同盟の吉哲赫書記らが同席した。団長は席上、キューバ人民と青年は民族自主の原則で国の統一を平和的に達成しようとする朝鮮人民と青年の闘争を支持すると語った。

 また朝鮮労働党中央委員会は同日、結成40周年を迎えたモザンビーク解放戦線に祝電を送り、両党間の友好・協力関係が自主、平和、親善の理念に即して今後、いっそう強化発展するものとの確信を表明した。(朝鮮通信)

親善議員代表団会談

 朝鮮ポーランド親善議員代表団(最高人民会議の玄呂鎮代議員ら)とポーランド朝鮮親善議員団代表団(団長=ストリヤク下院議員)の会談が26日、人民文化宮殿で行われ、両国議会間の友好・協力関係を発展させることと、相互の関心事などについて意見交換した。(朝鮮通信)

米は公約、義務履行を

「6.25」平壌市民大会

 「6.25米帝国主義反対闘争の日」平壌市民大会が6月25日、開かれ、朝鮮労働党の崔泰福、金容淳両書記、朝鮮人民軍の李河逸次帥、郭範基副総理、朝鮮社会民主党の金永大委員長、天道教青友党の柳美英委員長と海外同胞、駐朝各国外交代表と武官団メンバー、外国のゲストが招かれた。

 侵略戦争の火をつけてから52年目にあたるこの日、会場の米侵略船「シャーマン」号撃沈記念碑前と戦勝広場、党創立記念塔、平壌体育館、万景台学生少年宮殿前は、米帝国主義を糾弾するプラカードなどを掲げた数十万人の群集で埋まった。

 大会で演説した平壌市人民委員会の梁万吉委員長は、朝鮮半島の強固な平和、国の平和統一のためには米国の戦争策動を阻止、破たんさせなければならないと指摘。そして米国は朝鮮問題に直接、責任ある当事者として自ら署名した公約、義務を履行すべきであり、南朝鮮から速やかに撤退すべきだと強調した。

 また南朝鮮当局に対し、6.15共同宣言の精神に沿って米国の戦争挑発策動に反対し、民族の和解と団結の道に立つよう呼びかけた。(朝鮮通信)

日朝連帯4団体と総聯活動家が懇親会

 日朝連帯運動4団体(朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、日朝文化交流協会、日朝学術教育交流協会、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会)役員と総聯対外活動家との懇親会が6月27日、東京で行われた。会では、統一支持日本委の慎枝元文議長、総聯中央の南昇祐副議長があいさつ。学術交流協会の中小路清雄会長が乾杯の音頭、婦人連絡会の清水澄子代表が訪朝(6月22〜26日)報告した。

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