南・合同参謀本部の発表はまっ赤なウソ
「我々が軍の許可を得て越境」
西海上での武力衝突事件現場の漁民が衝撃的証言
6月29日に発生した西海上での武力衝突事件と関連し、南朝鮮内部から「原因は南の漁船の越境」との証言が相次ぎ、朝鮮人民軍海軍司令部スポークスマンの指摘どおり、南朝鮮軍当局の発表が嘘であったことが明らかになった。
1日、MBCテレビは午後9時のニュースで事件当時、南の漁船10数隻が「北方限界線(NLL)」を越え、操業していたという延坪島の漁民たちの証言を紹介した。 漁民らは、「操業区域からはずれ、(NLLを)越えたところ、警備艇がそれを阻止しようと私たちを防いだ」「ワタリガニが捕れないからと少しずつ越境した結果、こうなってしまった」と証言している。また事件当時、現場で操業していた漁師が匿名でインターネット(PRESSianhttp://www.pressian.com)の掲示板に事実を告発。「軍の許可を得て60あまりの漁船が一斉にNLLを越えた」と証言した(時事欄に全文)。 これらの事実は、「人民軍海軍警備艇2隻が操業中の漁船とともにNLLを越え、先制攻撃を加えてきたので対応射撃を行った」という南朝鮮軍部の発表とは大きく食い違い、発表そのものがねつ造であったことを物語っている。 漁民らによる証言は、このほかにも連合ニュースや統一ニュースなどでも大きく取り上げており、真相究明を求める声は日に日に高まる様相を呈している。 |