平壌の姉妹校に車を寄贈

日朝松本市民会議訪朝団


朝鮮対外文化協会を表敬訪問した一行
 朝鮮の自主的平和統一を支持する松本市民会議第2次訪朝団(杉本文男会長)が6月20日から27日まで、アリラン祭典で沸く朝鮮を訪問した。訪問団には社民党の山口わか子衆議院議員も同行。「アリラン」公演をはじめ、平壌市内、妙香山、板門店などを訪れた。

 一行は期間中、長野県の姉妹校である平壌5.13高等中学校に宣伝車1台を寄贈した。車は、同会議を構成する団体をはじめ、約80人の地元訪朝経験者に募金を呼びかけ、工面したもの。同会議では、松本市内の支援田で耕作した米を毎年約1トン、5年間にわたり、「食糧支援米」として贈るなど活動を続けている。杉本会長は、「友情の証として宣伝車を持参した。末永く活用されることを期待する」と述べた。

 最終日の26日に行われた記者会見で一行は、改めて朝・日国交正常化、朝鮮の統一事業、在日朝鮮公民の民族的諸権利擁護の活動を強化する決意を表した。

 初訪朝した参加者からは、「『百聞は一見にしかず』を身を持って体験した」「歴史教育の重要性を実感。これからは真実を学び、両国にとって明るい未来を作っていきたい」などの感想が聞かれた。

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