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統一への願いをアピール 6.15 2周年 兵庫コリアンユースフェスタ「ひとつのハナを咲かせましょう」 6.15北南共同宣言発表2周年に際し、兵庫県下の在日コリアン青年学生らの統一に対する思いをアピールしようと7日、「兵庫コリアンユースフェスタ〜ひとつのハナを咲かせましょう」が神戸市の県中央労働センターで開催された。朝青兵庫県本部をはじめとする県下の在日コリアン青年学生6団体からなる「兵庫コリアン青年学生協議会」が主催し、南朝鮮留学生を含む県下のコリアン青年学生と日本市民ら130余人が参加。各種催し、パネルディスカッション、文化公演などを通じて、民族的アイデンティティー、今後の在日コリアン社会について語り合った。 増岡・瀬戸市長が初訪問 愛知第7初級で公開授業 愛知朝鮮第7初級学校(金幹男校長、瀬戸市)で6月22日、対外公開授業が行われ、増岡綿也・瀬戸市長をはじめとする行政の関係者、県・市議会議員、近隣の日本学校教員、朴仁秀・民団瀬戸支部団長ら約40人が訪れた。瀬戸市長が同校を訪れるのは初めて。 教職員、児童らの歓迎を受けた増岡市長は、「生徒たちが明るく育っている姿を見ることができた。今後、朝鮮学校に対する助成金問題を検討していく」と語った。 また、鈴木孝雄弁護士の教育講演会が行われ、保護者とともに大島令子・衆院議員が参加。国会で、朝鮮学校に対する差別を続ける日本政府の姿勢を正していきたいとの決意を表明していた。 米軍の出頭拒否に強い怒り 南朝鮮・女子中学生ひき殺し事件「裁判権放棄せよ」 南朝鮮の京畿道楊州郡で先月13日、女子中学生2人が米第2師団の装甲車にひき殺された事件で、米軍側が装甲車を運転していた2人の兵士を8日午後に議政府支庁に出頭させ、調査を受けさせると約束していたにもかかわらず、当日になって「支庁前でデモが行われる」などの口実をつけて一方的に拒否、「ほかの日に第3の場所で調査を受けさせる」と発表したことに対し、市民の間から強い怒りの声が上がっている。 事件直後、市民たちによって結成された「女子中学生殺人事件汎国民対策委員会」のキム・ジョンイル共同執行委員長はこの不当な米軍の対応に対し記者会見を開き、「裁判権放棄要請を避けるための術策に過ぎなかった出頭約束さえも守らないのは、ふたたびわれわれを欺くものだ」と強く非難した。 そして、一貫して求めてきた「米軍の刑事裁判管かつ権放棄」を、さらに強く法務部などに求めていくことを確認した。 同対策委のメンバーらは記者会見後、支庁前で午後6時まで「一人デモ」などを行った。 なお同対策委らは先月27日、装甲車を運転していた兵士ら6人を業務上過失致死容疑などでソウル地検に告訴している。 南朝鮮駐留米軍の法的地位を定めている「韓米地位協定」によると、米軍兵士による事件、事故についての裁判権は米軍にあると定められているが、不平等協定だとして以前から市民の間から改正、廃棄要求が相次いできた。 米が作り上げた西海事件 朝鮮中央通信論評 北南理解ムードに水差す 6月29日に起きた朝鮮西海上での武力衝突事件について、米国防長官のラムズフェルド、国務省報道官のバウチャーが2日、記者会見で「北の挑発」「停戦協定違反」だと指摘したことについて5日の朝鮮中央通信は次のように論評した。 「北方限界線」はもともと停戦協定になく、協定締結後、米国がわれわれとの何の合意もなく勝手にわれわれの水域に設定した不法な幽霊線である。 そのため朝鮮人民軍総参謀部は、米軍側管かつ下の延坪島と白翎島などの5島が朝鮮領海内にある実情を考慮し、これらの島を行き来する船の通航問題をはじめ双方間に提起される諸問題を協議の方法で解決しようと努力してきたが、米軍側は、討議を拒否してきた。 こうした状況下、朝鮮人民軍総参謀部は99年9月2日、朝鮮西海上境界線を確定して世界に宣布し、朝鮮人民軍海軍司令部は委任により、その後続措置として朝鮮領海に位置している米軍側管かつ下の「5島通航秩序」を確定、公布した。 ところが、米軍と南朝鮮軍部は幽霊線にかこつけて朝鮮領海の深くにまで艦船と漁船を運行させ、6月29日にわが海軍警備艇に奇襲攻撃を加えさせた。 米国は、北南間の和解ムードに水を差す事件を作り上げる機会をうかがってきた。それがワールドカップでクライマックスに達し、国際社会の焦点が朝鮮半島に向いていた時期だった。(朝鮮通信) 南の艦船2隻、7日にも不法侵入 7日の朝鮮人民軍海軍司令部報道によると、同日午前10時30分頃、南朝鮮海軍の戦闘艦船2隻が黄海南道康翎郡クウォル峰前の朝鮮領海に不法侵入した。 同報道はこの不法侵入に対し、「武力衝突事件の余韻が消えていない時にまたしても戦闘艦船をわが方領海に侵入させたのは、この水域における情勢をいっそう緊張させるための策動である」と伝えた。(朝鮮通信) 金永南委員長 インドネシアなど3国、まもなく訪問、クロアチア大使信任状受理 インドネシア共和国のメガワティ大統領、大リビアアラブ社会主義人民共同体指導部、シリアアラブ共和国のアサド大統領の招きで最高人民会議常任委員会の金永南委員長がまもなく、3国それぞれを訪問することになる。 金委員長は4日、キリンチッチ駐朝クロアチア新任大使から万寿台議事堂で信任状を受け取った。崔秀憲外務次官が同席した。金委員長は信任状を受理した後、大使と談話を交わした。 一方、最高人民会議の崔泰福議長はキューバ人民権力全国会議のケサダ議長に、自主的で社会主義的な性格をさらに強化する法律的条項を修正、補充することに関する決定が全会一致で採択されたことに対し祝電を送った。(朝鮮通信) 普天堡たいまつ賞体育競技大会閉幕 「普天堡たいまつ賞」体育競技大会が終了し3日、両江道・恵山競技場で閉幕式が行われた。 大会では千里馬製鋼連合企業所、鄭準沢元山経済大学、4.25、白馬山の各体育選手団と咸鏡南道体育学院がバスケットボール、バレーボール、卓球などの種目で優勝した。 また平壌市、4.25国防、4.25、水産省の各体育選手団がそれぞれ射撃、マラソン、水泳で好成績を上げた。(朝鮮通信) 朝鮮人民の闘争支援 共産党、労働党会議 6月29日発朝鮮中央通信によると、ギリシャのアテネで朝鮮をはじめ各国から60余の党代表団、代表らが参加して共産党・労働党の国際会議が開かれた。 会議では、ギリシャ共産党書記長の演説に続いて討論が行われた。 各国の代表らはそのなかで、昨年の「9.11事件」後、ブッシュ政権が「反テロ戦争」を口実に侵略的本性をあらわにしていることを批判しながら、「悪の枢軸」発言、MDシステム創設などに反対していくことが重要な課題になっていると指摘。反帝・反戦闘争を具体化し、とくに朝鮮人民の闘争を積極的に支援していくことをアピールした。(朝鮮通信) |