あの時、このひと言


 「子供が高3になり、進路のことでますます朝鮮学校に対する差別的処遇を感じるようになった。大学入学資格検定に受からなければ進学できないという現状はおかしい。これからもみんなで団結しがんばっていきたい」(大阪で行われている民族権利よう護、拡充を求める署名運動に参加した南玉江さん)

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 「ブッシュは愚かで無知。朝鮮は『悪の枢軸』ではない。冷戦を生きのびたペンタゴンや軍需産業が軍事予算を拡大するために新たな『敵』や『脅威』を作り上げている。私の知っている朝鮮の軍隊は戦闘よりも建設や工事に従事している労働力だ。彼らが脅威を与えているわけではない。彼らが一番必要としているのは、経済建設に専念できる環境だ」(元「ニューズ・ウィーク」東京支局長のバーナード・クリッシャーさん)

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 「私は、過去の植民地清算をしたうえで、両国が国交正常化を行うべきだと考える。日本では今、有事法制の議論が進み、政治も米国追随の外交を行っているが、アジアの隣国こそ大事にすべきだ」(「日本と朝鮮の友好を進める会」の井本丈夫代表)

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