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統一は現在進行形 米・統一学研究所韓浩錫所長、各地で講演 米ニューヨーク・統一学研究所所長の韓浩錫氏の講演会が8〜15日にかけて札幌、郡山、立川、千葉、さいたま、岡山、小郡の各地で行われた。 韓氏は、祖国統一は実現されつつある現在進行形であるとしながら、6.15共同宣言発表以降、それ以前には想像もできなかったさまざまな分野での交流や協力事業が南北間で進んでいる点について言及した。また、「苦難の行軍」に打ち勝ったことによる朝鮮の国力回復と南での統一勢力の台頭によって、統一への道はますます近づきつつあるが、その一方で西海交戦など米国や南の反統一勢力の策動もし烈になりつつあると指摘した。南での統一運動の特徴として、労働者が先頭に立っていることや、広範な市民が参与するようになったことなどをあげながら、6月の統一地方選挙で民主労働党が自民連を抜き、第3党になったことの意義を強調した。 お相撲さんに大はしゃぎ 北の湖部屋の力士名古屋初級を訪問 大相撲名古屋場所(7日〜)を前に北の湖部屋の力士4人が6月27日、名古屋朝鮮初級学校(名古屋市、李章哲校長)を訪れ、子どもたちと相撲を取ったり綱引きをして楽しいひとときを過ごした。同校に力士が訪れるのは初めて。幕下の島虎、金親、笠洋の3人と3段目の雷法が参加した。 150余人の園児、児童らは、講堂に運動マットを敷きつめた臨時の土俵を囲み、力士に飛びかかるクラスメートに声援を送っていた。力士たちは汗まみれになりながら子どもたちを押し戻したり、女の子の投げに転んだり。低学年の児童たちは「お相撲さんのおなかはこんにゃくみたい」と大はしゃぎだった。児童たちはお礼に歌を合唱した。【名古屋初級】 「米大統領は遺族に謝罪を」 南朝鮮・女子中学生れき殺事件―雨の中第4回汎国民大会 京畿道楊州郡で起きた米第2師団の装甲車による女子中学生れき殺事件を糾弾する第4回汎国民大会が14日、議政府米第2師団前で行われ、雨にもかかわらず労働者、学生、市民社会団体会員など2500余人が参加した。 ハン・チュンモク全国連合執行委員長の司会で、2人の女子中学生の霊前に焼香した後、大会が始まった。最初に演説に立ったのは、「2002労働者統一活動家前進大会」を終えて参加した労働者代表のペク・スンファン民主労総非常対策委員長。「こうした問題が再び起きないようにするため、米大統領の謝罪を受けねばならない」「国民がこぞって米軍が自ら撤退するようたたかおう」と述べた。 権永吉民主労働党共同代表は、「殺人米軍をわれわれの法廷に立たせられなければ自主権がないことであり、自主権のない国は恥ずかしく思わねばならない」と主張した。そのうえで、ブッシュ大統領の謝罪を公式に求めた。 平和を作る女性会のキム・ヒョンヒ共同代表が抗議書簡を朗読。▼米軍の裁判管轄権即時放棄▼遺族らに対するブッシュ大統領の即刻謝罪▼殺人米軍部隊キャンプハウズの閉鎖▼不平等な韓米駐屯軍地位協定(SOFA)の全面改正――を要求した。 大会では、チョン・スンウォン韓総連祖国統一委員長の演説、統一の歌を専門に歌うグループ「ウリナラ」の公演などが行われた。 大会後、代表者15人が抗議書簡伝達のために米軍部隊に向かったが、米軍側は一切応じなかった。 参加者の一部は大型星条旗を燃やすなどして、反米気運を盛り上げた。 大会後、参加者らは第2師団から議政府駅までデモ行進した。雨が降り続くなか、終始熱気にあふれていた。 世紀継ぎ友好関係発展を 金永南委員長、メガワティー大統領と会談 最高人民会議常任委員会の金永南委員長とインドネシアのメガワティ大統領との会談が11日、ジャカルタで行われた。 朝鮮側から、白南淳外相、李光根貿易相、李光濠科学院長、対外文化連絡委員会の文在譜マ員長代理、張昌天大使と随員が参加した。インドネシア側からは、ハッサン外相、リニ産業・貿易相、ハッタ研究・科学技術担当国務相、イ・グデ文化・観光担当国務相、アリワルナン協同組合・中小企業担当国務相、シャムスル逓信・広報担当国務相、バンバン国務書記兼内閣書記らが参加した。 会談で双方は、金日成主席とスカルノ大統領との格別な親交に基づいている両国の友好関係を世紀を継いでいっそう発展させる問題、共通の関心事となる問題について意見を交わし、討議された問題で見解の一致を見た。 金永南委員長は同日、メガワティ大統領を表敬訪問し、金正日総書記のあたたかいあいさつを伝えた。大統領はこれに謝意を表し、総書記に心からのあいさつを伝えるように述べた。 メガワティ大統領が総書記に贈る贈物を金永南委員長に伝達した。 一方、金永南委員長は11日、表敬訪問したハムザ副大統領、アミン国民協議会議長と会見した。 メガワティ大統領は同日夕、金永南委員長一行を歓迎し大統領宮殿で宴会を催した。大統領が演説し、委員長の今回の訪問を通じて両国間の密接な友好・協力関係を確信できたと述べた。そして、朝鮮半島での安全と安定を保障するための朝鮮人民のたたかいに支持を送ると指摘し、朝鮮が東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)で引き続き積極的な活動をするものとの期待を表明した。 金委員長は、今後も双務関係を引き続き順調に発展させることによって、両国人民の期待と新世紀の要求に応え、地域の平和と発展、繁栄に積極的に貢献すると強調した。(朝鮮通信) 朝鮮とインドネシアが協力協定に調印 朝鮮とインドネシア両国政府間の所得に対する2重課税・脱税防止協定、科学技術協力に関する協定が11日、ジャカルタで調印された。 金委員長は12日にはアクバル・インドネシア議会議長と会見。部門別会談が11、12の両日、ジャカルタで行われた。 委員長は12日、ジャカルタにある民族英雄墓に花輪を進呈。ボゴール大統領宮殿などを参観した。 一方、一行の一部メンバーは国家航空・宇宙研究所とボガサリ・メリケン粉生産・加工工場を参観した。 インドネシア公式親善訪問を成功裏に終えた委員長一行は12日、特別機でジャカルタを出発し、次の訪問国リビアに向かった。 空港でハッサン外相、シャムスル逓信・広報担当国務相らが見送った。(朝鮮通信) 朝中友好条約41周年で中国大使が宴会 朝中友好協力・相互援助条約締結41周年に際し、武東和駐朝中国大使が10日、宴会を催した。武大使は、中朝両国指導者の深い関心と両党、両国人民の共同の努力によって、中朝友好・協力関係が新世紀にいっそう発展することを固く信じると述べた。 最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長は演説で、朝中友好はこんにち、両国指導者の深い関心のなかで新しい発展段階に入ったと述べ、金正日総書記が朝中友好の強化発展のために大きな労苦を傾けていることに言及した。 さらに、中国人民が中国共産党第16回大会を控え、社会政治的安定と団結を遂げ、国の現代化を実現する活動で多くの成果を収めていることについて指摘した。 中国共産党対外連絡部代表団が訪朝 蔡武副部長を団長とする中国共産党中央委員会対外連絡部代表団が13日、平壌に到着。空港で朝鮮労働党の金泰鐘副部長と武東和・駐朝中国大使が出迎えた。 ロシア平和・統一党一行が平壌到着 ロシア平和・統一党のサジ・ウマラトワ委員長一行が同日、平壌に到着した。空港で朝鮮労働党の池在竜副部長が出迎えた。(朝鮮通信) |