対決鼓吹するハンナラ代表

朝鮮中央通信論評


 18日、徐清源・ハンナラ党代表が国会で政党代表演説を行い、その冒頭から「国家安保」をうんぬんし、西海衝突事件をわれわれの挑発だとしてわい曲、南朝鮮人民に同族に対する対決意識を鼓吹しようとあらゆる悪口を浴びせた。

 ハンナラ党の好戦的な立場は、彼が「強力な抑止力」だの、「卑屈な妥協」だの、「北のミサイルを恐れ、戦争拡大を怖がる精神状態では戦争を防ぐことができない」だのといって対決と戦争を積極的にあおったことにそのままさらけ出された。

 はてにはわれわれに「警告」するだの、何らかの「誠意ある姿勢で謝罪し、実質的な再発防止対策」を示すべきだのと公言したあげく、「強力なよう懲」というきな臭い妄言もためらわなかった。

 これは先の地方選挙の勝利によってごう慢になったハンナラ党の極右保守勢力が、北南関係において「警告」と「よう懲」という単語がどんな意味を持つのかも分からない独善に陥っていることを物語っている。

 ハンナラ党は、民族の和解と協力、統一へと志向する大勢の流れを直視し、北南対決を鼓吹する不純な言動を止めるべきである。(朝鮮通信)

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