朝鮮人強制連行写真展

7月28日〜8月17日、兵庫県の5ヵ所で


 日本はかつて、戦争を引き起こしアジアの国々で殺りく、破壊、略奪を繰り返した。とりわけ日本の植民地となった朝鮮での被害は、筆舌に尽くしがたいものだった。多くの朝鮮人は、強制労働や「従軍慰安婦」によって青春を、さらには尊い命までも奪われた。

 歴史の真実を広く世に知らせるため、これまで日本各地で地道な調査を行ってきた朝鮮人強制連行調査団は、28日から来月17日にかけ、兵庫県の5カ所で写真展を行う。写真展では、ニュージーランドの米公文書館や南北朝鮮で収集した資料とともに、世界各国の「従軍慰安婦」被害者や、日本国内の強制連行被害者たちの証言も行われる。

 問い合わせ=「朝鮮人強制連行真相調査団第7回全国交流集会ケ神戸」兵庫県実行委員会 TEL 078・341・1080。

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 7月28日(日)
 明石市勤労福祉会館 TEL 078・917・3800
 10時〜16時(14時から明石での在日朝鮮人体験者の証言)

 8月1日(木)〜3日(土)
 姫路市教育会館 TEL 078・35・2020
 10時〜16時(2日14時からタラワ島での犠牲についての証言)

 8月8日(木)〜10日(土)
 神戸市教育会館 TEL 078・222・4111
 10時〜16時(8日14時から神戸空襲と在日朝鮮人、9日14時から治安維持法と在日朝鮮人についての証言)

 8月11日(日)〜12日(月)
 豊岡市城崎郡教育会館 TEL 0796・23・7272
 10時〜16時(14時から明延、神美、竹野鉱山、円山川改修工事と朝鮮人についての解説)

 8月16日(金)〜17日(土)
 尼崎市立労働福祉会館 TEL 06・6481・4561
 10時〜16時(16日14時から尼崎に強制連行された在日朝鮮人、17日14時から日本鋼管に連行された朝鮮人についての証言)

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