運動の新たな活力に

北南統一運動団体合意書 労働新聞など支持


 7月26日付の平壌各紙は、北側の民族和解協議会と南側の2002民族共同行事推進本部が採択した合意書を支持、歓迎する論評などを掲載した。

 既報のように、合意書には今年の8.15光復節に際してソウルで民族大会を開き、これに北側が各階層を網羅した代表団を派遣することなど5項目の内容が含まれている。

 各紙はこれについて、合意書は北南共同宣言の基本精神に合致するものであり、民族自主の旗印の下、朝鮮民族同士で力を合わせて統一問題を自主的に解決していこうとする全同胞の立場と意志を反映したものであると強調した。

 労働新聞は論評のなかで次のように指摘した。

 こんにち、わが同胞の祖国統一運動は6.15共同宣言が開いた道に沿って北と南、海外の各党、各階層を網羅した全民族的な統一運動として発展している。

 8.15民族統一大会が盛大に行われ、ここで歴史的な平壌対面と北南共同宣言発表の意義を振り返り、共同宣言に対する支持と実践意志を再確認するようになればそれはきっと、祖国統一運動を全民族的な運動として力強く鼓舞する新たな活力になるであろう。

 朝鮮民族の血を分かち合った人であれば、誰をも問わず時代と民族の前に担った使命感を胸に刻み、自主統一の決定的局面を開くための統一愛国運動にこぞって奮い立つべきである。(朝鮮通信)

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