羅先市に国際卸売市場

朝・中・ロなどとの貿易へ


 「東アジア経済情報」7月号によると、7月1日、朝鮮の羅先市に常設の「国際卸売市場」が設置された。朝鮮、中国、ロシア、台湾などの周辺国との貿易を希望するすべての外国企業が制限なく参加できる。

 同市場は年間を通じて継続運営され、展示場は1カ月またはそれ以上の期間借りることができる。9立方メートルの標準室内ブースの賃貸料は1カ月200ドルで、それ以上利用する場合は期間に応じて課金される。

 商品の搬出入は原則無関税となっているが、朝鮮国内で取引する場合のみ関税が適用される。同市場に入れることが可能な物資は、各種エネルギーおよび発電設備、軽工業製品生産設備および薬品、各種農業機械、消費品生産原料および消費製品、技術製品、コンピュータとその製品、電器製品および家庭用品など。

 「羅先国際卸売市場」当局者は日本からの参加を強く希望している。

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