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北側、釜山アジア大会に参加 第7回閣僚級会談、12日からソウルで 第7回北南閣僚級会談を準備するための実務代表接触が2〜4日、金剛山で開かれた。 今回の接触は、歴史的な6.15共同宣言を変わりなく徹底的に固守、履行し、北南関係全般を和解と協力、統一の道へとさらに力強く推し進めていくうえで重要な契機になった。 接触で双方は、現在、北と南は6.15共同宣言とその履行のための4.5共同報道文を引き続き実現していくうえで重大な時期を迎えていると認め、中断した当局対話を早期に再開し北南関係を原状回復させ、和解と団合、協力を手助けするための積極的な措置を取ることについて合意、共同報道文を発表することにした。 北南実務接触、共同報道文発表 第7回北南閣僚級会談準備のための実務代表接触が8月2日から4日まで金剛山で開かれた。 接触で北と南の代表は、歴史的な6.15共同宣言の履行遺志を再確認し、第7回閣僚級会談開催と関連した実務的問題を協議、次のように合意した。 1、双方は8月12日から14日まで、第7回北南閣僚級会談を開催することにした。 2、双方は順次にしたがい、第7回閣僚級会談をソウルで行うことにした。 3、双方は第7回北南閣僚級会談において、以下の問題を協議、解決することにした。 @すでに合意した北南鉄道および道路の連結、開城工業地区建設、臨津江水害防止など経済協力問題を討議するための北南経済協力推進委員会第2回会議開催問題、金剛山観光活性化のための第2回当局会談開催問題、北側経済考察団派遣問題、北南軍事当局者間の会談を再開することについてそれぞれの側の軍事当局に建議する問題をはじめ、4.5共同報道文を履行するための日程確定。 A第4回北南赤十字会談を開催し、金剛山で第5回離散家族・親せきたちの再会を実現する問題。 4、双方は第14回釜山アジア競技大会に北側が参加するようにし、南側はこれに便宜を図るために積極的に協力することにした。 5、双方は民間級で行われる8.15ソウル民族統一大会と、9月のサッカー競技が成果裏に行われるように積極的に支援するようにした。 8月4日 金剛山 (朝鮮通信) 5選手が準決勝進出 インターハイ・ボクシング(茨城) 全国高校総合体育大会(インターハイ)ボクシング協議(茨城県龍ヶ崎市総合体育館、1日〜)に出場している朝高16選手は5日現在、東京2選手、大阪2選手、神戸1選手が準決勝に進出することが決まった。 準決勝進出を決めたのは、金哲弘(45キロ級、神戸)、成暎哲(57キロ級、東京)、洪成哲(60キロ級、大阪)、周太慶(67キロ級、大阪)、洪亨極(75キロ級、東京)の5選手。神戸朝高が準決勝に進出するのは初めてのこと。 洪亨極選手(東京朝高3年)は「大阪の後輩たちが闘志を燃やしてがんばっている姿に大いに刺激された。先輩としての意地をリングで示したい」と意気込んでいる。 民族統一、敵視の終止符 東北アジアの地域安保 白外相、方途に言及 第9回東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)閣僚級会談に参加した白南淳外相は、会議で行った演説のなかで朝鮮半島を中心とする東北アジアは冷戦時代にはもちろん、今も世界的に情勢がもっとも先鋭な地域になっている述べ、地域安保に寄与できる方途的問題に言及した。 白外相はまず、6.15北南共同宣言で確約したとおり、朝鮮の北と南が外部勢力の干渉を排除し、朝鮮民族同士、力を合わせて国の統一を実現することだと指摘した。 また、朝鮮の北と南に長い間、相異なる思想と体制が存在してきた実情から互いに相手の体制と思想をそのまま認める基礎の上で共存、共栄、共利をはかっていくことは北南関係を改善し、国の平和的統一を成し遂げるための唯一の現実的な方途になると強調し、次のように指摘した。 朝鮮半島の緊張緩和と平和保障において重要なのは次に、朝鮮に対する敵視政策と朝米停戦関係に終止符を打つことである。 朝米間にすでに達成された合意を誠実に履行することが、朝鮮半島の緊張を解消し、アジアと世界の平和に肯定的に寄与することは自明の理である。 しかし、「反テロ」の美名のもと、われわれを「悪の枢軸」「テロ支援国」「核打撃対象国」に指定して刺激するのは正常なことではなく、朝鮮半島情勢と朝米関係を極度に緊張させる根本的要因となっている。 米国が心から朝米関係の改善と朝鮮半島の平和を望むなら、朝鮮半島で戦争の危険をなくし恒久平和を保障する実践的な行動措置として、自身の信義を示すことが重要だと思う。 米国がわれわれと同等の地位で前提条件のない対話を希望するなら、われわれもそれにふさわしく応じるであろうし、そうなれば朝米間の信頼が築かれ、朝米間の懸案を公正に解決できる展望が開かれるだろう。(朝鮮通信) 関係発展の契機に 白外相、ブルネイ国王と会見 ブルネイのボルキア国王は7月31日、王宮で白南淳外相と会見し、白外相が同国を訪問し会議に出席したことは、両国とアジア諸国との関係発展において重要な契機になると強調した。 そして、金正日総書記の指導のもと、朝鮮人民が国の繁栄と発展をめざす活動で大きな成果を収めていることをうれしく思うと述べた。(朝鮮通信) 白外相、中国外相、EU代表団と会見 白外相はブルネイ滞在中、7月31日と1日にそれぞれ中国の唐家璇外相、欧州連合(EU)代表団と会談した。会談では双方の関心事となる一連の問題について意見が交わされた。 席上、唐外相はここ数年間に行われた両国指導者間の相互往来と対面を通じて伝統的な中朝関係が日増しに強化発展していると指摘し、中国の党と政府は両国の友好関係を変わりなく重視していると述べた。 また、EU代表団との会談には団長のソラナ共通外交・安全保障上級代表らが参加し、朝鮮とEUの関係が良好に発展していることなどに満足の意が表された。 駐豪朝鮮新任大使信任状提出 3日の朝鮮中央通信によると、オーストラリアに駐在する天載鴻新任大使が7月25日、ホリングワース総督に信任状を提出した。総督は席上、朝鮮人民が一時的な経済的難関を克服して富強な国を建設し、北南間の和解と国の平和的統一をめざすたたかいで成果を収めることを願うと述べた。 また、オーストラリア政府と人民は朝鮮との関係発展に重要性を付与しており、今後、両国間の友好・協力関係がより拡大、発展するものとの希望を表明した。(朝鮮通信) 金永南委員長、タイ上院代表団と会見 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は2日、万寿台議事堂でタイ上院代表団(団長=パトナチョット上院第1副議長)と会見した。最高人民会議の張徹副議長らが同席した。 パトナチョット団長は席上、訪問期間、朝鮮人民が国の統一を実現するたたかいを力強く繰り広げていることをよく知ることができたと語り、タイは朝鮮の平和と統一を願うと指摘した。 また最高人民会議の崔泰福議長も1日、表敬訪問した同代表団と万寿台議事堂で会見した。パトナチョット団長は「アリラン」について、立派な芸術作品だと強調した。 金永南委員長、大島・国連事務次長一行と会見 金永南委員長は1日、万寿台議事堂で大島賢三国連事務次長一行と会見した。崔秀憲外務次官とモートン駐朝国連常駐調整者兼国連開発計画常駐代表、各国際機構代表らが同席した。 大島事務次長は席上、訪問期間、朝鮮の現実を直接目撃することができたと述べ、今後、朝鮮との協力をいっそう拡大させるために努力すると強調した。(朝鮮通信) 往来ニュース 1日 チュチェの友日本代表団(団長=佐久川政一・日本チュチェ思想研究会全国連絡会会長)が空路、平壌に到着した。 |