リムジン江にあつまれ
たまげた
こんなこともあるんだな
南北に流れるリムジン江
地を打ち
胸を叩き
泣き叫んだ
恨みの川が
まったくぶったまげた
長生きすれば色んなものを見るとは言うが
いやはや
朝目を覚ますと川の水が北へ北へと流れていくではないか
裸の子供たちがザブンと飛び込み
恋人たちはボートを浮かべ愛をささやき
老人は魚釣りをたのしんでいる
いやはやおったまげた
夢かうつつか
目を凝らしてよく見ると橋ができていた
川風が吹き
竜巻をおこし
風の橋が架かった
川が言った
私を越えてゆけ
リムジン江の悲しみを越えてゆけと
太鼓を鳴らし
マンセを叫び
踊りの輪が広がり
オルシグ チョルシグ 渡っていくではないか
リムジン江に来い
そしたら必ず分かるはず
わしの話がたわごとではないことを
統一を願い
幸せを夢見る
ウリの瞳にはっきり映るだろう
エヘラチョッタ、みんなあつまれ
チファジャチョッタ、リムジン江にあつまれ
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