南北、日本、在日 子どもたちの絵一堂に

9月に渋谷で展示会


 昨年6〜7月にかけて開催され、好評を博した「南北コリアと日本のともだち展」が、今年も9月13〜20日、東京・渋谷の東京都児童会館地下展示ホールで開かれる。期間中の14日には児童会館4階講堂で、ハングルや朝鮮の楽器、遊びの紹介などを行う「子どもワークショップ」もある。

 同イベントは、日本、在日コリアン、南北朝鮮の子どもたちの絵を同じ会場に展示して、「いまは実際に出会えないけれど、ともに平和な北東アジアを作っていく 未来のともだち にメッセージを送りあう」ことを目的としたもの。

 昨年は、日本での展示の後に南朝鮮で開かれた「アジア平和絵画展」にも参加した。また、今年6月に、同展実行委員会代表の三木睦子さん(三木武夫元首相夫人)が平壌を訪問した際に、日本から絵を持参。平壌市内にある綾羅人民学校(小学校)での展示が実現した。朝鮮側では、「他の学校の子どもたちにも見てもらいたい」とたいへん喜んでいたという。

 「KOREAこどもキャンペーン」のメンバーは訪朝した際、画用紙を持参して、朝鮮の子どもたちにその場で直接絵を描いてもらうなどしている。

 なお、この絵画展はボランティアで運営されている。賛同金の振り込み先は、郵便振替(口座名・南北コリアと日本のともだち展、口座番号・00100―4―540884)、銀行口座(東京三菱銀行上野支店=店番065=普通1492754、口座名・ともだち展)。
 問い合わせ=南北コリアと日本のともだち展実行委員会事務局(TEL 03・3834・9808、FAX 03・3835・0519)

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