仲間になりませんか・各地の同胞サークル

食文化通し民族に触れる機会

留学同西東京料理部


 6月2日に結成されたばかり。初回参加者は18人で、この日は男子の方が多かった。ピビンバ、チヂム、ミヨック(わかめスープ)を作り、ウリナラ土産のワインや南朝鮮のマッコルリと共に会食しました。

 作る前に簡単なウリマルの単語(混ぜる、焼くなど)を説明した後、クッキングタイム。作りながらも、在日朝鮮人の置かれてきた境遇や現在の問題点などが、各班で話題に上ったりしました。

 対象は主に西東京地域の日本の大学、専門学校に通う同胞学生ですが、私たちとの交流を望む日本人学生、「韓国」留学生の参加もOKです。

 日常的に行っているウリマル、文化、歴史、情勢学習会に加え、身近な食文化を通してより多くの同胞学生に民族文化に触れる機会を作るのが目的です。学生たちも、3、4世が主体となっており、すばらしい民族の風習が失われていくことに危機感を感じ、自分たちで後代に伝えていけるよう習い覚えたかったということ。また、今まで単発の行事でしか交流できなかった留学生、日本人学生とも定期的に交流を深めたかった、というのも目的の1つです。

 今後は2カ月に1回程度を目安に活動する予定です。第2回目は9月中旬を予定しており、場所は三鷹中央コミュニティーセンター(公民館)です。

 知識のみならず、民謡が流れると自然にオッケチュムを踊ってしまうような、「身体化された民族性」も継承できたら。

 興味を持った同胞学生のみなさん、一緒に楽しく料理しませんか。責任者の朴未玲さん(中央大学4年)をはじめメンバー一同お待ちしてます。

 問い合わせ=西東京留学同 TEL 042・542・2593

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