北南鉄道および道路連結分科第1回合意書
北南鉄道および道路連結分科第1回会議が13〜17日、金剛山で行われた。会議で双方は、北南間の鉄道と道路を連結し、民族経済を均衡的に発展させ、民族共同の繁栄を実現していくための諸問題を真しに討議した。双方は、今会議が歴史的な6.15共同宣言の旗印のもと、北と南が共栄、共利を図り、国の自主的平和統一促進において大きな意義を持つということで意見を同じくし、東海線と西海線の鉄道と道路の連結を最短期間内に終わらせることができる諸般の措置を協議し、次のような合意書を発表した。
北と南は2002年9月13〜17日、金剛山で鉄道および道路連結分科第1回会議を行い、東海線と西海線の鉄道および道路連結のための実務的問題について次のように合意した。 1、東海線と西海線の鉄道および道路連結のための着工式は9月18日に行い、その時間、場所、形式などは文書交換方式により、着工式の前日に交換する。 着工式の状況は、それぞれ互いの報道手段を通じ、内外に知らせる。 2、東海線では、鉄道は1次的に温井里―猪津間の27.5キロメートル区間を単線で連結し、江陵方向への南側区間連結工事を中断なく早期に推進させ、道路は高城―松尢「間の区間を2車線で連結するが、まずは12月初めから車両が行き来できるようにする。 西海線では、鉄道は以前の鉄道路線を伝い、開城駅から中央境界線までの15.3キロメートル区間と残りの南側区間を連結し、道路は開城工業地区建設敷地の南側境界線から鉄道路線の右側を伝い、4車線で連結する。 3、東海線と西海線の中央境界線上の鉄道および道路連結地点は双方の軍事当局の合意により、共同測量し、定める。 4、東海線と西海線の鉄道境界駅は、非武装地帯外における各側区間内の便利な位置にそれぞれ設置し、北側境界駅から南側境界駅までの鉄道は、内燃機関車けん引方式に合わせて連結する。 5、南側は、東海線と西海線の北側区間鉄道および道路連結工事に必要な1次分の設備と資材などを9月中に、残りの全量を工事日程に先立ち、工事に支障がないように元山港と海州港などを通じ、北側に提供する。 これと関連した細部事項は「北南鉄道および道路連結工事設備、資材提供に関する合意書」に従う。 6、東海線と西海線鉄道および道路連結工事の円満な推進のために、必要な時に、北南鉄道および道路連結分科会議または、実務者接触を数次にわたり行い、また文書交換方式でも提起される問題を協議する。 7、そのほか、合意される技術実務的問題は付録のようにする。
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