南のテコンドー師範団、平壌を訪問

分断史上初、エキシビジョン


 第7回北南閣僚級会談の合意によるテコンドー師範団交換活動の一環として、南朝鮮テコンドー協会の具天書会長を団長とする南側テコンドー師範団が、14日平壌入りし、青春通りのテコンドーパレスで15日、エキシビションを行った。

 朝鮮テコンドー委員会の黄鳳英委員長は演説で、分断史上初めて北南間にテコンドー師範団を交換することになったのは、歴史的な6.15共同宣言の発表後、さらに高まる全民族の統一意志と北と南のテコンドー家の誠意ある努力の結果であると述べた。

 また、テコンドー師範団の交換を通じて北と南のテコンドー家が相互理解し協力することにより、朝鮮民族の魂と気概が秘められている正統武道であるテコンドーをさらに発展させ、祖国統一聖業のためにともに手を取り合って進むよう期待すると指摘した。

 南の具天書会長は演説で、今回のエキシビションは南北のテコンドー家が、6.15共同宣言の精神に沿ってともに進む第一歩になるとしながら、これを通じてテコンドーの国際的イメージを高め、わが民族の和解と協力を強化することについて指摘した。

 つづいて南側テコンドー師範団のエキシビションが行われた。出演者たちはテコンドーを披露しながら、「統一」という文字を作って見せた。関係者と平壌市内のテコンドー選手、市民らがエキシビションを観覧した。(朝鮮通信)

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