ベトナム反米抗戦で戦死した人民軍烈士の遺骸を安置

ハノイで遺骸授受式


 ベトナム人民の反米抗戦に参加し、英雄的にたたかって戦死した朝鮮人民軍烈士14人の遺骸を人民軍英雄烈士墓に安置する儀式が20日、行われた。

 儀式では金鎰附走h委員会副委員長(人民武力部長、朝鮮人民軍次帥)、ファ駐朝ベトナム大使が発言した。そのなかでファ大使は「ベトナムの党と政府、武装力はベトナムに対する朝鮮の党、政府、人民、武装力の貴重な支持、声援に心から感謝している」と指摘した。

 続いて、烈士たちの遺骸が各墓に安置された。

 献花曲が流れるなか、金正日最高司令官、国防委員会・朝鮮労働党中央軍事委員会・内閣共同名義、人民武力部、ベトナム国防省、外務省などの花輪、花束、花房などが進呈された。

 儀式参加者たちは、烈士たちを追慕して黙祷を捧げた。

 一方19日、ハノイ国家葬儀場で朝鮮人民軍烈士の遺骸授受式が行われた。

 式では、ベトナム国防省や朝鮮政府代表団(団長=金陽占人民武力部副部長)などの花輪が遺骸の前に進呈され、黙祷が捧げられた。演説が交わされた後、ベトナム国防次官と金朝鮮政府代表団長が遺骸の受け渡しに関する文書を交換、遺骸の発引儀式が行われた。

 遺骸を引き取った朝鮮政府代表団は20日、空路帰国した。空港で鄭昌烈人民武力部副部長、朝鮮人民軍将官、金英日外務次官らと烈士の遺族、ファ駐朝ベトナム大使らが出迎えた。(朝鮮通信)

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