「写真で見る民族教育の歴史」-7


 1951年2月、東京・十条の都立朝鮮中高等学校を、500余人の警官隊と刑事60人が急襲した。この事件は「暁の襲撃事件」と呼ばれ、早朝、警官隊は生徒の寄宿舎や教室に泥靴でふみ込み、教科書、教材などを押収した。また、同年3月には5000人の武装警官がまたも同校を包囲し、弾圧に抗議する教師、生徒ら300余人が重軽傷を負った。

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