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北南共同資料展示会と学術討論会、平壌で開かれる

 3.1人民蜂起84周年に際し、日帝の朝鮮人強制連行の犯罪を暴く北南共同資料展示会と学術討論会が20日、平壌の人民文化宮殿で行われた。

 討論会と展示会には、最高人民会議代議員である李種革朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長、北側準備委員会の朱鎮具委員長、朝鮮歴史学学会の許宗浩委員長、社会科学院歴史研究所の鄭昌圭所長と歴史学者、言論人が参加した。

 また、南側推進委員会委員長の姜萬吉尚志大学校総長、金元雄改革国民党代表、金希宣新千年民主党女性委員長と南側代表団が参加した。

 資料展示会開幕式では朱鎮具委員長が開幕の辞を行い、北南の歴史学者が2001年3月につづき今回、ふたたび一堂に会して共同行事を行うことになったのは、祖国統一を一日千秋の思いで熱望している全民族の宿望を推し量った金正日総書記が歴史的な6.15共同宣言をもたらし、その実現のための活動を賢明に導いてきた結果であると強調した。

 つづいて姜萬吉総長が発言し、日帝の朝鮮人強制連行の真実を究明する展示会と学術討論会を北南の歴史学者が平壌で行うことになったことは大きな意義を持つと述べ、北南の歴史学者がたびたび会って学問上の共助を実現し、ひとつの歴史教科書を作って育ちゆく新しい世代を教えるようになれば、統一を早める大きな助けになると指摘した。

 金元雄、金希宣の両議員は、日本は北と南を含むアジアの被害国に謝罪と補償をする代わりに、侵略戦争と強制連行に対する合法性を主張し、歴史のわい曲を企んでいると述べ、朝鮮民族が力を合わせて日本との過去の歴史問題を解決していこうと強調した。

 一方、同日行われた学術討論会では、日帝が朝鮮を侵略し軍事的に占領していた全期間、朝鮮人民を強制徴発し集団的に虐殺したことを暴露しながら、こうした反人倫的国家犯罪が日本民族「繁栄」のための朝鮮民族「抹殺」という目標のもと、意図的かつ計画的に敢行された犯罪だということが歴史的資料に基づき論証された。

 学術討論会では北と南、海外の全民族に送るアピール文が発表された。(朝鮮通信)

北と南、海外のすべての民族に送るアピール文

[朝鮮新報 2003.2.22]