〈大邱ユニバーシアード〉 北南選手が共同入場 |
【大邱発=本社李松鶴、姜鐘錫記者】第22回大学生体育競技大会(大邱ユニバーシアード)開幕式が21日、現地で行なわれ、北と南の選手322人が大型の統一旗を先頭に共同入場し北南が一つであることを全世界に誇示した。
行進の最後に北南選手が入場した瞬間、競技場を埋めた南の市民や北側応援団、在日同胞応援団、そして世界各国から訪れた観衆が総立ちになり、「統一朝鮮」を歓迎するかのように割れるような拍手と喚声で出迎えた。 一方、金雲龍世界テコンドー連盟総裁(国際五輪委員会副委員長)の招待で張雄国際テコンドー連盟総裁(国際五輪委員会委員)が20〜22日、大邱を公式訪問し協議。両テコンドー連盟の統合調整委員会構成などを話し合うために10月末、第1回会談を北京で開催する問題やアテネ五輪開幕式共同入場、統一チーム構成に向けて両五輪委員会が支援していくなど、合意声明を発表した。 (関連記事) [朝鮮新報 2003.8.23] |