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近畿の朝鮮歌舞団と京都CYN ハンセン病療養所の岡山・邑久光明園でコンサート

 大阪、兵庫、京都朝鮮歌舞団と京都コリアン・ユース・ネットワーク(CYN)が3月25日、岡山県・長島の邑久光明園で京都を中心に音楽ボランティア活動を行っている「光の音符」と共に、「春、舞う心」と題したコンサートを開いた。

 「光の音符」は、12年前から光明園でのコンサートを行っている。朝鮮歌舞団らが共に公演するようになったのは3年前から。

 舞台では、朝鮮歌舞団の舞踊「パラの舞」、女性独唱「アリラン」、女性重唱「見上げてごらん夜の星を」、混声合唱「海の歌」、舞踊「チャンゴの舞」ほか、「光の音符」による歌、京都CYNの「サムルノリ」などが披露された。

 光明園には約260人の入所者がいるが、そのうち約3割は同胞だという。「互助会」(同胞同士互いに助け合う会)の70代男性は、「来てくれて本当にうれしい。きれいな衣装を着て故郷の歌をうたってくれて」と、公演後の団員たちに話しかけていた。

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[朝鮮新報 2005.3.31]