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初の北南言論人討論会 代表らの発言から

「平和のための共同歩調を」

 【高城発=李泰鎬記者】11月29、30の両日、金剛山で行われた北南言論人たちの統一討論会で発言者らは、6.15北南共同宣言の確かな実践に向け、「時代の先導者」である言論人たちが団結し、統一に向けた客観、公正な言論活動を展開し、「わが民族同士」の理念に基づいた自主統一への道を先頭で切り開いていくことを呼びかけた。発言の要旨、記者交流の様子を紹介する。

一件の記事が発火点に

討論会後、共に三日浦を訪れた北南の参加者ら

 内外の大きな期待と関心のなか、民族が誇る金剛山に北南の言論人たちが一堂に会して開かれた今回の討論会は、歴史的な北南共同宣言に基づき互いの意志と心を合わせ民族的和合と統一の新しい歴史を創造しようとする北南の言論人たちの強い統一志向と意志によって開かれたもので、「6.15統一時代」の言論活動を新たな高い段階に発展させるうえで重要な契機となる。

 6.15共同宣言発表以降、南の言論社社長団の平壌訪問や北南の言論人たちの連帯と団合など、以前は想像もできなかった変化が起きた。この過程で、互いに反目し嫉み合った古い観念を克服し、民族的和合と統一を目指す努力から今回の討論会開催に至った。

 しかし、これはまだ始まりにすぎない。6.15から6年が経った今も、大勢に逆行し同族間の反目と不信を招く反統一的行為は一掃されたわけではなく、(朝鮮半島は)外国勢力の干渉と戦争の脅威にさらされている。今こそ北南言論人たちが知恵と力を集め声を合わせる時だ。

 われわれは時代と民族の前に担った使命を強く自覚し、民族共同の利益にすべてを服従させる原則で言論活動をしなければならない。また、一件の記事を書いても民族の自主と尊厳を守る灯火となり、平和の熱風と統一の暴風を呼び起こす発火点にするようにし、民族の統一志向と意思を代弁し先導する6.15時代の旗手にならなければならない。

 この討論会が自主と平和、民族大団合のための同胞の統一運動をより力強く推進する一つの意義深い統一会合になると確信する。(チョン・ドクキ、6.15共同宣言実践北側委員会副委員長)

統一言論実現のために

 分断以降、初めて南北の言論人が集まった歴史的な討論会だった。この日を迎え、「後になった者が先になる」という言葉を想起した。

 2000年に労働者たちが共同行事を成功させ農民らの出会いが実現し、02年に女性と青年たち、04年から教育関係者と文化人たちの交流が始まったとき、われわれは複雑な心境だった。しかし、今日こうして南北合同での討論会を成就させたことで、言論人たちが切り開く統一への歴史は誰にも負けないことを確信した。

 南北の言論環境は異なり、統一言論の道も険しい。初めての出会いで困難な問題もあるだろう。しかし、今後ひんぱんに会い協力し合うことで、小さな違いは解消できる。すべての言論人たちが統一言論実現のために励むなら、困難と障害は取り除かれ、6.15共同宣言実現を促進させられるだろう。

 言論が担う役割は大きい。民族大団合の道が統一言論への道であることを認識しなければならない。言論が民族団合の定見をしっかり持つなら、言論が統一の先導者になれる。

 南北の言論人たちの出会いが来年も再来年も途切れることなく続き、南北の新聞と放送、通信とインターネット同士の交流と協力がより活発化することを期待する。(チョ・ソンウ、6.15共同宣言実践南側委員会共同代表)

北側委員会・言論分科委員会から

南側委員会・言論本部から

記者交流から見えた北南関係

[朝鮮新報 2006.12.6]