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〈第15回ドーハ・アジア大会〉 朝鮮選手団 金6、銀9、銅16で総合16位

08年の北京五輪に期待感

 第15回アジア競技大会の閉会式が15日夜、カタールの首都ドーハのハリファ競技場で行われ、15日間にわたる全日程を終了した。北南選手団は開会式と同様、「統一旗」を持って入場した。大会には45の国と地域から選手、役員、約1万2000人が参加。朝鮮選手団は18種目に164人の選手が出場し、柔道、体操(3個)、射撃、女子サッカーで6個の金メダルを獲得したほか、銀9、銅16を獲得し、総合16位で大会を終えた。一方、南朝鮮は金58、銀53、銅82で総合2位となった。2008年の北京オリンピックでは「統一チーム」の実現が期待される。今大会をふり返った。

貫禄の女子サッカー

開会式。北と南の代表選手が「統一旗」を持って行進 [写真=聯合ニュース] 女子柔道52キロ級で優勝したアン・クムエ選手 [写真=聯合ニュース]

 朝鮮は今大会、総合5位を目標にしていたが果たせなかった。しかし、次につながる収穫も少なくなかった。

 朝鮮に今大会1つ目の金メダルをもたらしたのは女子柔道52キロ級のアン・クムエ選手(26)だった。アン選手は昨年の世界選手権で銅、同年のアジア選手権で金を取り、優勝候補に上がっていた。

 1回戦を不戦勝、2回戦で中国の選手を破って、準決勝では04年アテネ五輪、昨年の世界選手権で銀メダルを獲得している日本の横澤由貴選手と対戦した。

 有効を奪ったアン選手がそのまま逃げ切って勝利。決勝ではモンゴルの選手を1分1秒の1本勝ちで倒して優勝した。

優勝を決めた瞬間、喜びを爆発させる朝鮮女子サッカー選手 [写真=聯合ニュース]

 今回、金メダルの最有力候補に挙がっていた朝鮮の女子サッカーは、期待通りのパフォーマンスを見せた。U−20女子世界選手権(8月、ロシア)を制覇するなど、近年、朝鮮女子サッカーは著しい成長を見せている。

 その実力通り、朝鮮はベトナムを5−0、チャイニーズ・タイペイを4−0、南朝鮮を4−1で降して予選全勝。準決勝では、ライバルの中国を3−1で破って決勝へ進んだ。決勝では、日本をPK戦(前後半、延長戦終了時点で0−0)で下して大会2連覇を果たした。

体操で若手代頭

激しく競り合う朝鮮と日本の選手 [写真=聯合ニュース]

 体操では若手選手たちが大活躍。南朝鮮のメディアが「妖精」と形容するホン・スジョン選手(20)が女子段違平行棒で金、次世代の有望株と呼ばれているリ・セグァン選手(20)が男子跳馬で金を獲得した。

 男子あん馬のチョ・ジョンチョル選手(27)は南朝鮮、日本の選手と同点優勝となった。また、射撃では、女子スキートでキム・ミョンファ選手が金を獲得した。体操女子団体は銀メダルも獲得している。

 02年の釜山アジア大会で金メダルの女子卓球は、今大会銅メダル。4選手が出場したボクシングでは、アテネ五輪銀メダリストで57キロ級のキム・ソングク選手が唯一の銅メダルとなった。

 意外な活躍だったのが女子セーリングの銀メダルと、近年、力をつけているシンクロナイズドスイミング(チーム)の銅メダル。この2つは今後も注目したい。

体操、跳馬で優勝したリ・セグァン選手(中央) [写真=聯合ニュース]

 一方、空手には5選手が出場したが、その中の2選手が在日同胞。拳道会京都支部指導員の全寿英選手(24、2段)は男子組手65キロ級の初戦でマカオの選手と対戦したが、8−11で敗れた。

 朝鮮大学校空手部の姜知衣選手(文学歴史学部1年、初段)は女子組手48キロ級に出場。初戦でスリランカの選手に6−1で勝利し、続く準々決勝でタイの選手に0−5で敗れたがベスト8入りを果たした。アジア大会初出場での1勝は、朝鮮選手団からも高く評価された。(金明c記者)

アジア大会アラカルト 話題ふりまいた才能あふれる体操姉妹

朝鮮選手団競技成績

[朝鮮新報 2006.12.20]