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〈人民生活第1主義−4〉 国内天然繊維で機能性追求

「誰もが認める高品質製品を」

 【平壌発=呉陽希記者】「あるものを着るという時代は過ぎた。高品質が消費者を満足させる第一条件だ」

 平壌市にある江西メリヤス工場のリ・ヘチョル支配人(49)は話す。

 現在、同工場は設備をフル稼働させて生産を行っている。同工場の基本生産品は肌着だ。製品は平安南道を中心に全国各地へ出荷されている。

従業員の作業風景(江西メリヤス工場)

 今年、同工場のメリヤス生産量は昨年の2倍。倉庫には6カ月分の生産に必要な原資材が確保されている。生産に必要な条件がそろった状態で、工場では「品質向上」を今年の目標に設定した。

 リ支配人によると、国の経済事情が苦しかった時期、国内市場には外国産の低品質製品が「高級製品」の偽商標をつけて出回ることもあったという。

 「消費者のニーズを満たすことが優先課題だった。質より量を重視しなければならなかった」とリ支配人は当時を振り返る。

 ここ数年、工場の生産が正常化され、「量」は保障できるようになった。昨年からは質の向上へと力を集中させるようになったという。

 「一般庶民が求める高品質の製品を生産し、当社製品の信頼度を高めることが当面の課題だ」とリ支配人は指摘する。

 そのため、肌着の機能性を高めることに重点を置いている。形はもちろん人体への影響も考慮して、素材は綿や絹など国内の天然繊維にこだわっている。

 また裁縫の面では、全製品を対象に最上級の「1等級」レベルを維持することに力を入れている。そのため週に一度、技能工の技術講習も行っている。

 「今年が同工場にとって飛躍の年になる」。リ支配人は言葉に力を込めた。

 「品質を向上させながら、従来のような安い価格を維持する。それでこそ、消費者が『得』をしたと言える。これからも人びとが心から納得する製品を生産したい」(おわり)

〈人民生活第1主義−3〉 「高品質」へのこだわり

〈人民生活第1主義−2〉 国家投資増額で生産活性化

〈人民生活第1主義−1〉 国産インスタントラーメン生産再開

[朝鮮新報 2008.3.28]