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「金剛山歌劇団は在日の宝」

申暢植さん 東京公演実行委員長

 昨年末、大反響を巻き起こした金剛山歌劇団ソウル公演を記念して28日、東京都北区の北とぴあで開かれる「朝鮮舞踊50年 朝鮮の名舞」の実行委員長として多忙な日々を送る。

 ソウル公演では、1990年10月平壌で開催された「汎民族統一音楽会」に史上、初めて国楽家、声楽家の南側団長として参加した南の伝統音楽の第一人者ファン・ビョンギ梨花女子大教授と隣り合わせで観覧した。

 「ファン教授は平壌に何度も足を運んだ北の芸術のよき理解者でもある。今回の金剛山歌劇団の公演を観て、伝統を守りながらも、現代的で洗練された舞台であると心から感嘆していた」と語る。

 「金剛山歌劇団は在日同胞の宝」だと自負してやまない。国家や民族間の厳しい対立や緊張を超えられるのは芸術や文化の力だと指摘し、創立以来、祖国や日本など世界各国で七千回以上も公演活動を続けてきた歌劇団を今後とも力の限り応援していきたいと語った。(粉)

「朝鮮舞踊50年 朝鮮の名舞」東京公演実行委員長 申暢植さんに聞く

[朝鮮新報 2008.2.18]