〈2008インターハイ〉 ボクシング 朝高選手6人中2人が勝利、3回戦進出へ |
フェザー級2回戦では、29日の1回戦でRSC勝ちした東京朝高の徐将希選手(高3)が王寺工高(奈良)の東口真浩選手(高2)と対戦(写真上)。突進して連打を浴びせる相手の攻撃を軽快にかわしながら打撃を加えペースを掴んだ徐選手は、3ラウンドに的確な連打でダウンを奪い、そのままRSC勝ち(1分30秒)した。 東京朝高の金尚洙監督は「明日は強豪選手との対戦。また気合を入れなおして挑みたい」と語った。 ウェルター級1回戦では、大阪朝高の劉明剛選手(高3)が日章学園高(宮崎)の鈴木義彦選手(高3)と対戦(写真下)。サウスポーの劉選手はスピードのある右ジャブを効果的にヒットさせ終始試合の流れを握った。前に進む相手に対し左カウンターを繰り出すなど圧倒し判定勝ちした。 劉選手は「ジャブをうまく使おうと心がけていたが、緊張したこともあり、まだまだ力を発揮できなかった」と反省し、次戦に向けて心を引き締めた。 一方、バンタム級の東京朝高・李栄柱選手(高3)、フェザー級の神戸朝高・李俊憲選手(高2)、大阪朝高・金成龍選手(高3)、ライトウェルター級の東京朝高・李昌和(高3)は2回戦で敗退した。 大阪朝高の宋世博監督は敗れた選手について、「悪いところが全部でてしまった。だがそれも含めてインターハイというもの。今後のボクシングや人生にとって良い経験になっただろう」と語った。(泰) 〈2008インターハイ〉 ボクシング1回戦速報(2008.7.29) [朝鮮新報 2008.7.31] |