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東京朝高ラグビー、ボクシング、サッカー部が関東大会へ

 東京朝鮮中高級学校のラグビー、ボクシング、サッカー(4月28日付に既報)の3部が関東大会に出場する。3部同時の出場は、同校史上初のことだ。

5選手が出場

関東大会に出場するボクシング部の5選手

 東京朝鮮中高級学校ボクシング部が4月25、26の両日、駿台学園ジムナジウムで行われた関東高等学校ボクシング大会東京都予選に出場した。このうち、モスキート級の安裕司、ライトフライ級の姜相聡、フライ級の兪m、ライトウェルター級の李炯東、ウェルター級の朴志亨の5選手(すべて高2)は、6月6日〜8日に群馬県前橋市で行われる関東大会への出場を決めた。

 3月の選抜大会に出場した兪m選手は上位を狙いたいと述べ、「これまで習ってきたものをしっかりと発揮できるようにしたい。群馬をはじめとする全国の同胞に力を与えるためにも、大会の雰囲気に呑まれることなく、試合に臨みたい」と語った。

 関東大会には、3月の選抜大会王者も多数出場する。東京朝高・金尚洙監督は、「ハイレベルな試合を経験することで、インターハイ出場への足がかりをつかんでもらいたい。そしてなによりも、同胞の高い期待を肌で感じてもらいたい」と語った。

後援会の期待

後援会、父母らに活躍を誓うラグビー部員ら

 東京朝鮮中高級学校ラグビー部が17日の東京都春季大会選考会(葛飾総合スポーツセンター)で早大学園高を19−8で下し、6月6日〜7日に群馬県桐生市で行われる関東大会に出場することになった。

 同部後援会では大会出場を祝し、23日に同校で焼肉交流会を催した。後援会の前会長である高明栄さんが肉を提供した。選手たちは、感謝の意を述べながら、合唱などを披露した。

 後援会の李承益副会長(49、東京闘球協会会長)は、「今後も子どもたちのためにバックアップしていきたい。また、後援会の活動を広げ盛り上げていきたい」と語った。

 鄭潤哲主将(高3、1番プロップ)は「関東大会でブロック優勝し、『全国大会』出場への土台を築きたい。部員同士が信じあうことで大きな力を発揮したい」と抱負を語った。(東)

[朝鮮新報 2009.5.27]