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在日同胞3選手がW杯メンバーに選出 朝鮮サッカー協会が24人を発表

左から鄭大世、梁勇基、安英学選手(写真は08年2月)

 在日本朝鮮人蹴球協会HPは10日、在日同胞プロサッカー選手の安英学(31、大宮アルディージャ)、梁勇基(28、ベガルタ仙台)、鄭大世(26、川崎フロンターレ)の3選手がW杯南アフリカ大会に向けた朝鮮代表メンバーに選出されたという朝鮮民主主義人民共和国蹴球協会の発表を引用した。

 朝鮮代表チームは10日からスイスでの強化合宿をスタートし、6月11日に開幕するW杯南アフリカ大会に向けての最終調整に入った。在日同胞3選手と金光浩コーチ(在日本朝鮮人蹴球協会副会長)は、20日にスイスに出発する予定だ。

 今回の合宿には、在日同胞選手を含め、24人の選手が参加する。

 安英学選手「精神的な面からもチームを支え、貢献したい。記録にも記憶にも残るゴールも決めたい。在日同胞の子どもたちには、自分たちもやればできるんだという力を与えたい」

 梁勇基選手「安、鄭選手とともにピッチに立つことが目標。ウリナラのために自分ができることをやるだけだ。出身地の大阪をはじめ、たくさんの在日同胞に元気を与えたい」

 鄭大世選手「パスがきたらシュートを決める。ディフェンスに89分間抑えられても1分の間にこぼれてくるチャンスを狙いたい」

W杯まで1ヶ月、朝鮮代表 スイスで合宿

[朝鮮新報 2010.5.10]