朝鮮半島/動き
ハンナラ党脱党者が新党結成へ準備会
南朝鮮の野党ハンナラ党脱党議員らが2月28日、新党「民主国民党」の結党発起人大会をソウル市内の憲政記念館で開いた。
新党には趙淳元ハンナラ党名誉総裁、金潤煥、李基澤元ハンナラ党顧問らが参加した。首都圏やハンナラ党の地盤である慶尚道の議員が多い。
大会では趙淳氏を準備委員長に選出した。8日に結党大会を開く。
英代表団訪朝へ
南朝鮮紙の報道によると、イギリス外務省当局者4〜5人が4月までに朝鮮を訪問し、両国の関係改善について論議する予定だという。
訪朝が実現すれば1997年以来3年ぶりとなり、ロンドン駐在朝鮮国際海事機構(IMO)代表部の機能拡大やイギリスの対朝鮮人道支援などの懸案問題も論議するだろうと伝えた。
イギリスと朝鮮は昨年11月末、ベルギー・ブリュッセルで開かれた朝鮮とEU(欧州連合)間の第2回政治協議直後、ロンドンで局長級協議を行っている。
米報道官「連絡事務所開設の可能性も」
報道によると米報道官「連絡事務所開設の可能性も」 米国務省のルービン報道官は2月28日の記者会見で、朝鮮との2国間協議を近くニューヨークで開催する見通しを明らかにした。また、同協議では連絡事務所の開設が議論されることも「可能性としてはある」と述べた。
KEDO代表団が離朝
軽水炉プロジェクトと関連した問題を討議するため訪朝した朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)高位級専門家協議代表団が、2月26日離朝した。(朝鮮通信)
米労働者代表団が訪朝
2月19日、書記局メンバーのブライアン・ベーカー氏を団長とする米国労働者世界党代表団が空路平壌に到着した。朝鮮労働党の金仲麟書記が24日、代表団と会見した。
また、パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のザカリア・アル・アグハ委員を団長とするPLO代表団が2月26日、空路平壌に到着した。(朝鮮通信)