地域での交流大切に
各地で朝・日親善の集い
朝・日友好親善の集いが引き続き各地で行われている。
●群馬・西毛
総聯群馬・西毛支部主催の「2000年朝・日友好親善新春の集い」が2月15日、高崎ビューホテルで行われた。
松浦幸雄高崎市長、山口鶴男元総務庁長官、角田義一参議院議員、日朝仏教友好協会の大田秀三理事長、支部管内の市町村首長、議員、高崎商工会議所の児玉貴会頭、地域労組団体の役員ら各界各層の日本人士、同胞ら約360人が参加した。
来賓としてあいさつした松浦市長、角田参議院議員、児玉会頭、山口元総務庁長官らは、日朝両国が1日も早く国交を正常化するために、全員が努めていくべきだと述べた。
群馬県議会の金田賢司副議長の音頭で祝杯をあげた後、女性同盟のメンバーが準備した料理を囲んで談笑。北関東朝鮮歌舞団の公演を観ながら、楽しいひとときを過ごした。
●兵庫・東神戸
総聯兵庫・東神戸支部と朝鮮統一支持東神戸市民の会が共催する「2000年朝・日友好親善の集い」が17日、神戸市の東神戸支部事務所講堂で行われ、同胞や日本人だけでなく、華僑らも参加した。このような集いは1995年の阪神・淡路大震災以後初めて。
来賓として挨拶した原吉三県議会議員、日朝友好促進神戸議会議員連盟の荻坂伸秀会長らは、昨年末、村山元首相を団長とする日本政党代表団の訪朝を機に、日朝関係改善の雰囲気が盛り上がっているとして、地域でも友好親善の交流をより広げることが大切だと異口同音に語っていた。
神戸中華同文学校の文啓東校長の音頭で始まった2部の宴会では、兵庫朝鮮歌舞団の公演が披露され、参加者たちは歌に合わせて踊りに興じていた。
●宮城・仙台
総聯宮城・仙台支部主催の「2000年新春朝・日友好親善の集い」が10日、仙台市民会館で行われ、岡崎トミ子参議院議員、仙台市長代理、市議会議員、地域の日朝友好団体の代表、同胞ら100余人が参加した。
朝鮮料理を囲んで和気あいあいとした雰囲気の中で行われた宴では、「アリラン」を朝鮮語と日本語で合唱。仙台の民謡「さんさ時雨」も合唱した。
●東京・台東
「2000年台東朝・日友好親善新春の集い」が8日、東京・上野の東天紅で行われ、金守埴・東京都本部委員長、梁守政商工連合会会長をはじめ同胞、日本人士ら190余人が参加した。
主催者側を代表してあいさつした実行委員会委員長の高元芳商工会会長は、「朝・日間の関係改善と同胞商工人の権利擁護のために尽力してほしい」と語った。
台東区の岩丸昌司助役と区議会の熊木寿夫議長、中山義活衆議院議員、保坂三蔵参議院議員らは「日朝国交正常化のために力を尽くす」、「地域での親善と交流のためにがんばりたい」などとあいさつ。深谷隆司通産大臣、鳩山邦夫元文部大臣から祝電が寄せられた。