あの時、このひと言
「朝鮮は隣国で、歴史的にも長い交流がある。戦後54年もたつのに不自然な関係は好ましくない。それは日朝のみならず、東北アジア全体の平和と安定のためにもだ。関係を正常化して、近くて近い国にしようと、そんな気持ちで訪朝し、政府間交渉のための環境を作ってきた。難しい問題もあるが、熱い思いがあればなんとか打開できるのではないか」
(日朝友好議員連盟会長に選出された村山富市元首相。2月23日、東京で開かれた設立総会で)
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「祖国や民族を愛する心を忘れないでほしい、立派な朝鮮人として群馬から世界に飛び立ってほしいとの願いを込めた」
(群馬朝鮮初中級学校第10期卒業生の尹永浩・群馬県青商会会長。同校では今年の創立40周年に際し、青商会が中心となって同胞たちの合作で校歌を作詞作曲、14日に発表会を行った)
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「チームの形態が変わっても、結成以来育んできた在日同胞サッカーマンとしての誇り、それを胸にプレーしてきた蹴球団の精神は変わらない。蹴球団は今後も、サッカーで在日同胞が夢を実現するための『場』であり続ける」
(今年から非常設チームとなる在日朝鮮蹴球団の金光浩団長)