「あーすフェスタかながわ２０００」

息ピッタリのサムルノリ／地元同胞が共演

　神奈川県横浜市で開かれた国際交流行事「あーすフェスタかながわ２０００−みんなで育てる多文化共生−」（４、５日、総聯、民団県本部などによる実行委員会主催）の民族芸能ステージに、地元の総聯と民団の同胞が共同で出演し、サムルノリと農楽を披露した。

　２０人による農楽隊は、１３団体が出演した民族芸能ステージのトップバッター。客席の二方から登場するや、慶尚道に伝わる「嶺南農楽」を披露し、息ぴったりのステージを作り上げた。

　出演者らは「一緒にやれて、本当に楽しかった。今日が出発。これからもどんどん続けていきたい」（総聯側リーダーの�ﾞ和仙さん、３６）、「政治的な問題があるが、本来一緒にできることの方が多い。他の地域にも波及させたい」（民団青年会の文炳三さん）と語っていた。