朝鮮大学校で卒業式/21世紀の同胞社会支えて行こう
四国初中/日本学校に通う同胞児童ら、ウリハッキョを1日体験
東京朝高舞踊部試演会、米国公演へ20日出発
総聯中央第1副議長,民主党代表と歓談/「参政権」慎重な対応を
杉嶋のスパイ行為で、日本政府は関与認めよ/労働新聞
極右反動勢力の代弁/外務省代弁人が、「北鮮」発言で
朝鮮大学校の第42回卒業式が10日、東京・小平市の同大学校で行われた。
朝鮮教育省と金日成総合大学、金亨稷師範大学、総聯中央の韓徳銖議長からの祝電を権淳徽副議長が紹介した後、徐萬述第1副議長が祝辞を述べ、21世紀の在日朝鮮人運動の発展に大きく寄与してほしいと卒業生たちを激励した。南時雨学長が報告を行い、卒業証書を授与。各種表彰が行われた。続いて、卒業生が出演する文化公演、卒業生と家族らのための祝賀宴が催された。
四国朝鮮初中級学校(愛媛県・松山市)で2月26日、日本学校に通う児童たちを対象にした「1日体験入学」が行われ、四国4県から19人が参加した。「体験入学」は昨年に続き2度目。
児童たちは、四国初中の児童たちによる歓迎公演を観覧した後、キーホルダーや
ピビンバプを作りながら交流を深めた。四国には朝鮮学校が松山市にしかないため、日本学校に通う同胞児童に朝鮮語を教える「児童教室」が香川、高知、松山で運営されている。
小運動会では、綱引きやリレー、ドッジボールなどが行われたが、中でも「ウリマル(朝鮮語)リレー」では、「習った単語が出てきて嬉しかった」と子供たちははしゃいでいた。
初の米国公演へ20日に出発する東京朝鮮中高級学校高級部舞踊部の試演会が11日、同校で行われ、卒業生や保護者、同胞、在校生ら約1000人が観賞した。披露された米国公演プログラムは「五太鼓とパラの舞」など古典的な演目が中心。公演実行委員会では、一口カンパ(1万円)を募集中。振り込み先=第一勧業銀行十条支店(普)1634928東京朝鮮中高級学校教務、問い合わせ=東京中高 TEL 03・3908・0111
総聯中央第1副議長,民主党代表と歓談/「参政権」慎重な対応を
総聯中央の徐萬述第1副議長、南昇祐副議長らは9日、東京・永田町の民主党本部を訪れ、鳩山由紀夫代表と歓談した。石井一副代表、伊東英成外交安保委員長、簗瀬進国際交流委員長、大畠章宏朝鮮半島小委員会事務局長らが同席した。
徐第1副議長は、日本の一部政党が衆院に提出した「地方参政権法案」に対し、民主党が慎重に対処するよう要請した。鳩山代表は、党独自に訪朝団を派遣意向を示すなど日朝関係改善に努力するとともに、「参政権」問題に対する朝鮮政府と総聯の立場を検討し、在日朝鮮人の権利問題解決へ方途を模索していくと答えた。
杉嶋のスパイ行為で、日本政府は関与認めよ/労働新聞
労働新聞13日付は、日本市場経済研究所の杉嶋岑研究士がスパイ行為を働いたことと関連して論評を発表し、事件後3ヵ月がたったにもかかわらず、「事実を認めようともしていない」と日本政府を非難した。論評は、「杉嶋が働いたスパイ行為は、日本の該当機関と南朝鮮当局者の綿密な準備に沿って行われた犯罪」と指摘。日本当局者が関係を否定していることに言及し、「否定すればするほど、事は複雑になり、事態は彼らにより不利になっていく」と警鐘を鳴らした。(朝鮮通信)
極右反動勢力の代弁/外務省代弁人が、「北鮮」発言で
朝鮮外務省スポークスマンは11日、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、東京都の石原慎太郎知事が自民・自由両党の勉強会で、「北鮮なんて、ばかなこと始めたら一撃で壊滅する」と発言したことを論評し、「単に個人的な見解ではなく、朝・日関係改善を望まない極右反動勢力の立場を代弁している」と指摘。右翼反動勢力の挑発的な策動は「われわれの強い警戒心を呼び起こしている」と非難した。(朝鮮通信)
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