共和国像歪めるマスコミ

高知の 女性、青年らが構成詩披露


 「第18回日朝連帯青年女性集会――今世紀中の日朝国交正常化を求めて―」が5月17日、市民ら80人らが参加して高知市・人権啓発センターで開かれた。

 この集会は日朝連帯青年女性集会実行委員会の主催で開かれたもの。同委員会は高知県朝鮮女性と連帯する会、日朝連帯高知県青年委員会と女性同盟、朝青の4団体で構成されている。

 集会ではこの2〜3年来の「日本における北朝鮮脅威論」を分析・批判する構成詩を日朝の若者が披露した。構成詩は共和国像を歪めるマスコミ報道について、日朝の若者らがどのように見て、どう考えたかを率直に伝えながら、日朝の友好と関係改善の大切さを強調するものとなった。構成詩は次のような青年の言葉で結ばれている。

 「僕は共和国は怖い国だと思っていました。その思いが全く消えたと言ったら嘘になるかもしれません。しかし、今のマスコミ報道は別にしても、何の罪もない在日朝鮮人の人たちに対し、差別的なことを言ったり、傷つけたりすることは許されることではありません。差別と偏見は学ぶことによって解消されるものと確信しています」

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