戦争あおるな

−東京で女たちの集い−


 「憲法改悪を許さない女たちの集い」が5月3日、東京ウィメンズプラザで開かれ、女性憲法学者によるシンポジウムと女性らによるリレートークなどが行われた。

 女性憲法学者によるシンポは作家の吉武輝子さんの司会、植野妙実子・中央大学教授、辻村みよ子・東北大学教授、土井たか子・衆議院議員が出席した。

 この中で植野中央大教授が「最近は多くの国が憲法に平和条項をもつようになり、侵略戦争の放棄を掲げた国も17ある。しかし、日本国憲法9条2項に定めた戦力不保持・交戦権の否認までは、他のどこの国にもない。これこそがすばらしい先進性」と指摘した。

 シンポの後、7人の女性がリレートークに参加。朝鮮新報記者が「石原発言は許し難い。戦争や憎悪をあおる日本の雰囲気に恐怖感を覚える。アジアの2000万人の犠牲の上に日本国憲法があることを忘れてはならない」と指摘した。

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