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ピョンヤン声楽俳優団が帰国、朝鮮会館で歓送宴会


 5月18日から訪日していたピョンヤン声楽俳優団(ソン・ナホ団長)一行を歓送する宴会が31日、東京・千代田区の朝鮮会館で行われ、総聯中央の徐萬述第一副議長、許宗萬責任副議長らが参加した。

 歓送のあいさつに立った徐第一副議長は、俳優団が「総聯結成45周年、2000年5月の在日同胞大祝典」に出演し同胞たちに大きな力を与えたばかりか、東京、大阪、京都で公演し、日本の人々にも朝鮮の芸術のすばらしさを伝えることができたなどと称えた。

 宴会では、俳優団メンバーが歌を披露。民謡が流れる中、踊り出す人もいるなど、和気あいあいとした雰囲気に包まれた。

 一行は2日、「万景峰92」号で航路帰国した。

村山元首相らと懇談/朝鮮青年同盟代表団訪日

 日本青年団協議会の招請により訪日した金日成社会主義青年同盟代表団(団長=金京虎国際書記)一行が5月29日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪れ、総聯中央の徐萬述第一副議長、許宗萬責任副議長らと歓談した。

 また同日、東京・永田町の衆議院第一議員会館で日朝議連の村山富市会長、園田博之事務局長と懇談。ほかにも自民、社民、民主、公明の議員らと面会した。

 一行は5月27日に空路日本入りし、東京で日本青年団協議会役員との懇談会に出席した。そして愛知、滋賀など日本青年団の地方組織と交流し、5日に帰国した。

社協代表団、NIRAと交流

 訪日した朝鮮社会科学者協会代表団(団長=宋基作副委員長)一行が5月30日、朝鮮会館を訪れ、徐萬述第一副議長らと歓談した。一行は総合研究開発機構(NIRA)やチュチェ思想研究組織と交流を深め、31日、帰国した。

南側先発隊が平壌入り

 【平壌5月31日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】歴史的な平壌対面と南北最高位級会談の準備のための南側先発隊が31日、平壌に到着した。関係者が先発隊一行を迎えた。

 


労働新聞、リムパックを非難

 労働新聞1日付は、論評で5月30日からハワイ沖で始まったリムパック2000合同軍事演習の標的は「明らかに共和国」と非難した。論評は、今回の演習を「平時の海上作戦」と避難民に対する「人道的救援活動」のためのものだと宣伝するのは、リムパックの侵略的、挑発的性格を隠すための見え透いた手であると指摘した。  (朝鮮通信)

7万人がスト突入/民主労総、IMF被害の回復求め

 全国民主労働組合総連盟(民主労総)傘下の各労組が5月31日、一斉にストに突入。ソウル大学、「韓国重工業」、LG化学など138の事業所の7万余人が参加した。

 また、民主労総の3万余人の組合員たちは、この日ソウル、大田、大邱、光州、釡山など全国15の都市でゼネスト勝利決起大会を開催。

 ソウル市内でも記者会見を開き、「週5日労働制が確定されておらず、IMF被害の現状回復、非正規職の差別撤廃と社会保障改革など、具体的な政策変化を確認できていない」と問題点を指摘した。

 さらに、「労働懸案の一括妥結のため、大統領との面談と政府の政策変化をもう1度求める」として4日の中間点検を通じ、ストの継続を検討すると述べた。4日にはソウルで全国労働者大会を開き、5万人を動員する。

「慰安婦」問題解決を
国連・社会権規約委/日本政府に質問表

 報道によると、国連・社会権規約委員会が日本政府に対する「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約(社会権規約、国際人権A規約)」順守状況に関する審査に先立ち日本政府に送付した質問表に、「従軍慰安婦」問題の解決や在日朝鮮人差別撤廃に関する項目が含まれていることが分かった。質問は全46項目で、内容は多岐にわたっている。日本政府に対する審査は11月、ジュネーブの国連欧州本部で行われる予定。

 国連は、基本的人権尊重の共通基準として1948年に採択した世界人権宣言を (1)「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約(社会権規約、国際人権A規約)」 (2)「市民的および政治的権利に関する国際規約」(自由権規約、国際人権B規約) (3)「市民的及び政治的権利に関する国際規約の第1選定議定書」として国際条約化し、66年に採択した。(1)(2)(3)を総称して国際人権規約。 

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