統一を願って歌などを披露

「調和のひびきin奥志賀」


 南北最高位級会談を目前に控えた10、11の両日、奥志賀高原の大自然の中にたたずむ「ホテル グランフェニックス 奥志賀」で日本人、朝鮮人の約60人が参加した「調和のひびきin奥志賀」が開催された。

 梶谷澄江、近藤日佐子さんが中心となり、平和を願って毎年開催してきた同行事は今年で4回目を迎えた。

 第1回目はNHK交響楽団のメンバーによる弦楽カルテットも出演。

 今回の同行事では、ソプラノ歌手・近藤日佐子さんの日本歌曲、オペラアリア、沖縄の歌、そして「トラジ」「アリラン」「チンドアリラン」「ミリャンアリラン」などが姜容子さんの伴奏にのって歌われた。

 また、日本野鳥の会研究員の沈初蓮さんの、日本―朝鮮―「韓国」―台湾―中国―ベトナムを自由に飛ぶ「渡り鳥クロツラヘラサギ」の興味ある話があった。

 初回から欠かさず参加している伊藤智恵子さんが、朝鮮半島の統一、日朝国交正常化、世界平和を願って乾杯の音頭をとり、パーティーへと移行した。参加者による民族衣装のファッションショー、コーラスなどが盛り込まれ、和気あいあいと交流がすすめられた。

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