あの時、このひと言


 「隣国の新世紀への明るい躍動や希望が今回の南北首脳会談で示されたが、逆に日本では次の時代が見えてきません。脱亜入欧という明治以来の発想から脱却し、朝鮮半島の人々や在日朝鮮人と真に共生していくことが大切だと思います」

「新しい世代に隣国への歪んだ偏見を植えつけ、過去の恥ずべき歴史を否認すれば、日本は国際社会でもはや生きていけないということを、今回の首脳会談は鮮やかに教えてくれました」

(一橋大学の鵜飼哲教授

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 「『ズバーン』。金正日総書記と金大中大統領が握手した時、僕の体に電流が走った。僕が、こんなに真面目にテレビを見たことは今まで一度もなかっただろう」

(福岡朝鮮初中級学校中2、金洸導君の作文から)

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 「米国でもスペイン系の人たちは英語とスペイン語の2ヵ国語による学校を持っている。彼らは当然の権利を行使しているだけだ。在日コリアンの人たちが自分たちの学校で自民族の教育を行うのも当然のこと」

(米オハイオ州エンティア大学のハロウド・ライト教員。京都第1初級の公開授業で)

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