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経済発展に新しいアイデアを/第6回全国発明・新技術展覧会(平壌) 【平壌発=金志永、姜鐘錫記者】 第6回全国発明・新技術展覧会が13日、平壌・3大革命展示館でスタートした。展覧会には、各地の研究機関や生産現場などで生まれた新発明や新技術の成果を示す各種資料が、実物や模型、ビデオ、写真などで展示されている。展示発表の数は3400余種、11000余点におよび、重・軽工業、農業、保健、環境、文化などそのジャンルは多岐にわたっている。 展覧会は、国の経済発展を助ける発明、新技術を広く一般化し、効果的に生産現場に取り入れることを目的に国家科学院発明局が主管し、行っているもの。現在、朝鮮では科学重視思想が経済建設の重要な戦略的路線として示されているが、こうした雰囲気を反映し、今年の展覧会は例年より大きな規模で開かれた。 今年の特徴は「国の自立的民族経済に実質的な利益をもたらす研究が多いこと」(科学院発明局関係者)。地形を生かした水力発電所の設計や、気候に合わせたジャガイモの新品種、また国外市場も念頭に置いた、ゴルフ場や競馬場向きの芝の新品種などが注目を集めていた。 川崎の同胞ら、市に国交正常化促進要請 26日に朝・日外相会談、国交交渉も再開 1、双方はバンコクで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の期間中である7月26日、朝鮮外相と日本外相の間で朝・日外相会談を開くことにした。 2、双方は早いうちに朝・日国交正常化のための第10回政府間本会談と赤十字団体間の会談を開催し、第3回在朝鮮日本人女性の故郷訪問を実現することにした。 朝鮮、比との国交樹立/両国人民の願い反映 また、「わが国が今年、イタリアとオーストラリアに続いてフィリピンと国交を樹立したことによって、両国の関係発展はもちろん、アジア太平洋地域における平和と繁栄、和解と協力に積極的に寄与できる有利な条件と環境が整った」と指摘。さらに、自主・平和・親善の理念に従い、朝鮮の自主権を尊重し、友好的に接するすべての国と友好協力関係を結び発展させていくのは政府の一貫した立場だとして、今後も各国と友好関係を結び発展させるため積極的に努力すると強調した。 南北キリスト教団体、共同祈祷文に合意 KNCCが14日、明らかにしたところによると、7月4〜11日、北訪したKNCCの代表が朝鮮キリスト教連盟の康永燮委員長と会談し、合意した。会談の席上、南側代表は南北教会会議などを通じた接触の必要性と康委員長のソウル訪問を提起し、康委員長は適切な時期に訪問できるだろうと答えたという。 南で保安法違反容疑の令状棄却 報道によると、南朝鮮・大田地裁のムン・ジョンイル判事が18日、韓国大学総学生会連合(韓総連)の第8期代議員として活動し、5月に釜山大学で開かれた韓総連出帆式など各種「不法」集会やデモに参加、「国家保安法」違反容疑で13日、検挙された大田総連第7期のパク・チャニョン議長(24、忠南大3年)に対して請求された令状を棄却したと明らかにした。 ムン判事は棄却理由について「南北首脳会談以降、高まっている南北和解の社会的な雰囲気を考慮した」などと述べた。 朝鮮と月内国交か/カナダ外相が明らかに 同外相はまたこの問題と関連して、朝鮮の白南淳外相と会談する予定だと述べた。両外相は、タイ・バンコクで今月末に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に参加する。 |