健康ニュース
高麗治療法で新開発
平壌19日発朝鮮中央通信によると、朝鮮の医療従事者らが伝統的な高麗治療で多くの新しい治療法と薬剤を開発しているという。 コウスイハッカの強心作用と新しい鍼穴、「疼痛点」治療法、気管支喘息の吸入治療、骨盤肋膜炎の灸治療、ニンニク汁の軽皮膚吸収附缸(ふこう)療法、ナギナタコウジュ薬、オオボツノマタ咳液薬などが、最近の臨床治療で好評を得ている。 コウスイハッカに様々な副薬剤を加えて作ったコウスイハッカ丸とコウスイハッカ強心丸は心臓神経症、心不全、心臓弁膜症などに効果がある。 胸部疼痛性の疾病治療において特異な反応を見せる「疼痛点」治療方法の治癒率はほぼ100%とされる。 ナギナタコウジュ薬は慢性低酸性胃炎、慢性無酸性胃炎に効果が優れている。 1編には、探査地域図、薬草の分布と範囲、資源分布図が載っている。2編には、分布図に従って、各薬草に関する解説文が記されている。 (朝鮮通信) 冷房病を自己防衛 記録的な猛暑が続く今年の夏。ついついエアコンに頼ってしまいがちだが、冷房のせいで体調を崩し、「冷房病」になる人も少なくない。 「冷房病」とは、冷房の利いた室内に長時間いることで、体を冷やし過ぎたり、暑さが続く屋外との出入りを繰り返した場合に起きる障害のことだ。男性よりエネルギー代謝の少ない女性に多い。手足や腰の疲れ、冷え、頭痛、肩こり、胃腸障害などが代表的な症状だ。 エアコンとの付き合いを避けるわけにはいかない現代社会で、「冷房病」を防ぐにはどうしたら良いのか。まずは冷房で体を冷やしすぎないこと。25度以上28度未満、外気温との差が5〜7度以内が望ましい温度だ。 自己防衛策も大切。エアコンの冷気が直接当たらないようにする。女性の場合、とくにひざ掛けや厚手の靴下などで足元を冷やさないようにすることが望ましい。 |