大マスゲーム・芸術公演「アリラン」

4月29日から2ヶ月間、10万人出演


「アリラン」のリハーサル風景
 4月末から6月末の約2カ月間にわたって、朝鮮の首都・平壌のメーデースタジアムで上演されるマスゲーム・芸術公演「アリラン」。10万人が出演し、かつてないスケールで行われる。総聯の各本部、支部などでは現在、幅広い同胞の参観希望者を募っている。

 岐阜県では、5月1〜10日に120余人の同胞、岐阜朝鮮初中級学校生徒らで「アリラン」見学ツアーを計画している。県本部の活動家、同胞らは、「万景峰92」号で祖国を訪問し「アリラン」を見学しようと書いた宣伝ビラなどを独自に作成。これをもって、管内の支部ごとに各家庭を回っている。

背景板をチェックする担当者
練習も追い込み段階に

 総聯神奈川県本部では、5月27日から「万景峰92」号便による150人規模の祖国訪問を計画。新しい世代や商工人らを中心に、3泊4日、4泊5日の航空便による参観も募っている。

 総聯千葉県本部では5月中旬からの「アリラン」公演参観・祖国訪問団を計画し、準備を進めている。

 総聯京都府本部では、6月19日から150人規模の参観団を送る予定。支部ごとに参加者を募る一方、航空便による訪問団の宣伝、募集も同時に行っている。

 「アリラン」だけでなく、歌劇「血の海」や「春香伝」、サーカス、国立交響楽団による演奏会などを鑑賞するほか、白頭山、妙香山、七宝山などの名勝地も見学できるというビラを作って、同胞たちに宣伝している。

 各地では、民団傘下の同胞、組織に属さない人、日本国籍所有者の参加も大々的に募集中だ。

リハーサルを観覧した中国・観光考察団の感想

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