南朝鮮演劇祭に参加のプルナ2000、文芸同大阪演劇口演部合同「ハナ・アリラン」大阪帰還公演 |
6月12日から30日、南朝鮮忠清南道公州市で開かれた「韓国第21回全国演劇祭」に参加したプルナ2000と文芸同大阪演劇口演部合同による「ハナ・アリラン」(脚本、演出=金智石さん)帰還公演が7月18日、大阪市立北区民センターで行われ、約800人の同胞、日本市民の観客でぎっしり埋まった。 「南北のウリマルに、若干のサトゥリ(方言)、古典パンソリ、日本語が何の違和感なく飛び交う痛快人情コメディー」に、満場の観客は惜しみない拍手を送った。女性同盟大阪・申千玉総務部長は「南北に分かれ分かれになった朝鮮民族が歩んだこの半世紀は、良い時も苦しい時も同じ『アリラン』を歌いながら、過ごしてきたことを、今日の演劇は教えてくれた。そして、私たち在日同胞が民族教育を通じてウリマルを守ってきた誇らしい歴史が、統一実現のための民族史に輝く1nとして記録されていることを実感した」と述べた。 (関連記事) 〈大阪帰還公演「ハナ・アリラン」〉 舞台の魔力が生み出す一体感 [朝鮮新報 2003.8.2] |