初級部第9回、中級部第26回関東地方学生選手権大会結果 |
「初級部第9回、中級部第26回関東地方学生選手権大会」が1月7〜9日、東京朝高など3会場で行われた。新年早々の大会であったが、寒さなんか忘れるような、すばらしく、手に汗握る熱戦が繰り広げられた。 (初級部講評) 北九州男子が不参加の中、優勝候補筆頭の名古屋に注目が集まったが、予想通りの展開で名古屋が東京第4を下し優勝した。 女子ではシード校が順当に勝ちあがり、東京第3と埼玉の決勝となった。埼玉が前半のリードを守りきり、初優勝。各校、夏以降の練習成果を存分に発揮できたはず。大会期間中、今後の課題としてクローズアップされたことはディフェンスシフトである。2−3ゾーンディフェンスはミニの全国大会では禁止されている。戦略的チェンジはあってもそれしかできない、やらせていないとなっては、中学になってから伸び悩みは否めない。コーチは基本のマンツーマンをしっかりとできたうえでのトランジッションをさせないと、いつまでたってもミニバスケットボール連盟やスポーツ少年団では勝ち上がれないだろう。来年度一部ルール改正を検討している。 (中級部講評)
今大会はまれに見ぬ接戦が続いた。中央大会以降コーチ、選手たちの練習風景が目の前に広がるようであった。しかし、ハンドリングミスやトラヴェリングによるゲームの中断は相変わらず。また、マンツーマンディフェンスが正確でないのにゾーンディフェンスをすることによって、選手の足が止まり、単調なバスケが続いたのも確か。男女の決勝でみられた相手のペースを崩したり、流れを変えるゾーンは大いにやっていただきたい。ただ立っているだけのゾーンは今後選手の成長を妨げるだけ。 各チームで新チームが始動したことであろうが、指導者はより良い環境を選手にあたえるため指導法を学ぶ必要がある。 まずは3月の選手権大会で、正確でスピーディーなバスケを期待する。 結果は以下の通り。 【初級部】 ▲男子 ▲女子 【中級部】 ▲男子 ▲女子 [朝鮮新報 2006.1.19] |