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〈2008インターハイ〉 ボクシング 大阪朝高・劉明剛選手がベスト8

 埼玉で行われている全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のボクシング競技三日目。

 ウェルター級2回戦に進んだ大阪朝鮮高級学校の劉明剛選手(高3)は、太田東高(群馬)の西條貴陽選手(高1)と対戦した(写真)。試合開始からスピードに乗り連打を打ち込んだ劉選手は、終始自分のペースで試合を進め、ポイント14対6の判定で快勝。ベスト8に残った。明日の準々決勝では、昨年度優勝の市立習志野高・福本祥馬選手(高3)と対戦する。

 大阪朝高の宋世博監督は「初戦よりも動きが良くなった。いつも応援してくれている同胞の期待に応えられるよう全力で戦ってほしい」と語った。

 一方、フェザー級3回戦で東京朝鮮高級学校の徐将希選手(高3)は、南京都高(京都)の久保隼選手(高3)と対戦。序盤から攻め込まれる場面があったが、ラウンド間の監督の指示を受け徐々に盛り返す場面も見せた。しかし、最後はRSC(3ラウンド59秒)で敗れた。

 試合後、徐選手は「相手のほうが強かった。攻撃を合わせてくるのがうまかった…」と肩を落とした。

 東京朝高の金尚洙監督は、「最後まであきらめずによく戦った。今回の経験を後輩たちに伝えてくれるだろう」と語った。(泰)

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[朝鮮新報 2008.7.31]