８人制競技で優勝した川崎初級の選手たち

　第２５回在日朝鮮初級学校サッカー中央大会（主催＝在日本朝鮮人蹴球協会）が４〜６の３日間、茨城県ひたちなか市の新光町グラウンドと総合運動公園で行われ、１１人制競技には４６校３８チーム、８人制には２１校１７チーム、計約１０００人の「コマ（ちびっこ）」サッカー選手たちが参加し、３日間熱戦を繰り広げた。

　１１人制１部では生野初級が全試合無失点で完全優勝、３年ぶり２回目の栄光の座に輝いた。西東京第１が準優勝、大阪第４が３位に入賞した。

　また、８人制１部では川崎初級が圧倒的な強さを見せつけ、１部では県下初となる優勝カップを手にした。

　大会では、サッカー解説者であるセルジオ越後氏の「サッカー教室」が行われ、大会に花を添えた。大会期間中、全国各地から数百名の父母、同胞たちが会場に駆けつけ、選手たちに熱いエールを送った。

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［朝鮮新報 2003.8.9］