〈第84回全国高校ラグビー大会〉 大阪朝高、2回戦若狭高校に43−10で圧勝 |
第84回全国高校ラグビーフットボール大会が昨年12月27日、近鉄花園ラグビー場(東大阪市)で開幕。2年連続出場の大阪朝鮮高級学校は28日の初戦で東海大翔洋高校(静岡)を15−13、30日の2回戦も若狭高校(福井)に43−10で圧勝した。 「昨年の2回戦敗退を乗り越える」と花園の地を踏んだ同校ラグビー部は、激戦区の大阪府予選を勝ち抜いた実力と貫禄を随所に見せつけ、応援に駆けつけた約3000人(2回戦)の同胞、学生らの期待に応えた。 金信男監督(43)は、まだまだ反省するべき点が多いと試合を振り返りながら、「1、2回戦を戦ってみたがみんなが全国大会の厳しさを感じていると思う。ベストを尽くし次も必ず勝ちたい」と語った。3回戦の相手は昨年敗れたシード校の正智深谷高校(埼玉)だ。主将の河勇吉選手(3年)は、「昨年の雪辱を晴らす意気込みでぶつかりたい」と誓っていた。 ベスト8を賭けた試合は1日、近鉄花園第1グラウンドで行われる。(本紙取材班=金明c、韓昌健記者、写真=姜鐘錫記者) (関連記事) 〈第84回全国高校ラグビー大会〉 大阪朝高、底力を発揮し3回戦へ 〈第84回全国高校ラグビー大会〉 大阪朝高ラグビー部元主将の玄泰成さん、白血病乗り越え応援 〈第84回全国高校ラグビー大会〉 「これぞ朝高ラグビー」、3000人の同胞が大声援 [朝鮮新報 2005.1.1] |